東京都区内/渋谷区

 =しょうゆ =みそ =とんこつ =あっさり =こってり =細麺 =太麺

決定!渋谷区の1オシ!!ラーメン
御天@代々木 特徴; 豚・こ・細・長浜
定休日 日曜日 時 間 11:30〜14:30/17:00〜1:00
最寄駅 各線代々木5分 住 所 渋谷区千駄ヶ谷5-15-8
【ラーメン¥630(替¥130)】
 御天はこの代々木の他、もえぎ野にも支店を出しているが、支店だと(本店が優良天の場合特に)味の低下は大いに懸念されるし、長浜豚骨などとなると味の安定が難しい。御天の元の某なんでんをみるまでもない。しかし最近ブレのおおきい井草本店よりはるかにしっかりした100%とんこつスープを出している。今後の味の安定の持続に期待するしかないが、新宿の隣、代々木で高レベルの長浜ラーメンが食べられるということを幸福に思う。
らあめん渋谷三丁目 特徴; 豚・こ・細
定休日 不定休 時 間 11:00〜23:00
最寄駅 各線渋谷5分 住 所 渋谷区渋谷3-13-9
【渋三らあめん¥600(替¥150)】04.7/18
 経堂の人気とんこつラーメン店出身のお店。狭いながらも明るく清潔な店内で、暖簾分けというよりFC臭い雰囲気。威勢も親譲りなのだが、来訪が日曜の晩御飯時にもかかわらず先客0。不安ながらもスタンダードな渋三らあめんをいただいたのだが、これがもうビックリ。
 経堂の英はとんとご無沙汰で、先日久々に行ってみたものの、行列ばかりが目立って、元となる「福のれん」「赤のれん」のタレの味が前面に出ていて、とんこつラーメンの中では手のかかった具材も制裁を欠く印象を受けた。それでも十二分においしいのだが、こちらの渋三らあめんはかつての英を髣髴とさせる出来栄え。タレの味が勝たず、舌にまとわりつくような粘質系の出汁。チャーシューもピンクがかった色見で、やわらかいながらもしっかりとした存在感。直感的にうまいと思えるラーメンで、非常に満足度が高い。替え玉もあるラーメン店にしては一杯の満足感が高いのがここの魅力だが、それが遺憾なく発揮されている。
 ただ、自分ほど周りの評価が芳しくないのと、濃厚とんこつ系の店は混雑するほど濃度が薄れる店が多いので、次ぎ行った時には、いや既に状況は変わっているかもしれないので、そこら辺こころして行かれるように。なんにしても、店の方にはがんばっていただきたい。なにせ、あの赤坂ラーメンの渋谷店がつぶれてしまうようなご時世&立地ですので。

ここにも!渋谷区に是非よって食べたいラーメン
七重の味の店 めじろ 特徴; 塩/醤 あ 細
定休日 火曜日(「24」という店名で営業) 時 間 11:30〜15:00/17:30〜22:00(土日祝11:30〜18:00)
最寄駅 代々木4分 住 所 渋谷区代々木1-58-7
【塩ら〜めん¥700】05.2
 一代にふられて、確か駅から近かったなと軽い気持ちで探してみたものの、全然見つからない。方々彷徨った挙句、本屋でラーメン本を立ち読みしてやっと行き着いた。したら一度前を通っていたではないかっ! そんなに難しい立地ではないのに、妙に人目を引かない外観。そして店内に入ってみると、コ洒落たバーとスナックの中間みたいな、黒を貴重とした、カウンターが大理石みたいな感じの内装。店員も今どきっぽい若い方で、藤沢でオジチャンがまったりとやっていたという話はどこへやら・・・う〜む、落ち着かない。
 魚の効いた滋味深いラーメンと想像していたので、外身に騙されないよう気をつけていたつもりだが、高めの価格設定の割には余りにも小さな丼にはかなり脱力。丼の表面積が大きめのチャーシューで殆ど占められてしまっているではないか。写真を撮るように退けてみたが、実際は写真よりも小さい印象。だがしかし、実態は左にあらず。結構奥深い丼で、麺がびっちり入っている。食べてみると、見た目よりは量がある(それでも少ない方だが)。スープはいささか想像していたものとは違い、相当に淡い。結構魚介がガツンとくるものだとばかり思っていたので些か面食らったが、食べ進むうちに単に薄いスープじゃない一面が顔を覗かせてきた。結構いろいろなダシをとっているのだろう、これといった一つのパーツが前に出てくるのではなく、総体としてまろやかな味わいを演出している。味付けは決して濃くないが、素材感溢れるチャーシューを筆頭とした具材は、嫌味なくしっかりと味わうことが出来る。ただ、麺はあっているのだが、如何せん脇役っぽすぎる。へたれるかと思ったがへたれなかったので悪くはないのだろうが、せっかくならもう一工夫、個人的にはほしいところ。
 最初の印象とは違い、思いのほか興味深くいただくことが出来たが、やはりスープを思い切り飲んで堪能したかった。丼の割りに麺が入っていたということは、それだけスープの量が少ないということではないだろうか。実際のところはわからないので無責任なことはいえないが、ともかく、もっと味わいたいと思えるスープであったことは間違いない。
http://www.mejiro24.com/
ばさらか 特徴; 豚・細・こ
定休日 無休 時 間 11:30〜23:00
最寄駅 JR原宿・明治神宮前5分 住 所 渋谷区神宮前4-29-7
【ラーメン¥600(替¥150)】
 都内でも珍しい豊後ラーメンを名乗る店。白い濃厚豚骨スープは、熊本とも久留米とも違う。ドロッとはしていないまでも、濃厚でコクのある九州豚骨が楽しめる。
 麺は加水率が低いと見え、コリコリ、ポキポキとした触感が、スープと相まって心地よい。慣れない人はスープと麺が分離しているように思えるかもしれないが、これはこれのおいしさ、食べ方があるので、是非体得して、旨みを味わっていただきたい。
 アクセス便のいいところだが、店自体はウェンディーズの奥にありわかりずらい。それに最近、休みの日などは混むようになった。この絶品はここだけのものだと思うので、なんとかたどり着いて食べていただきたい。
喜楽 特徴; 醤・揚げネギ・老舗
定休日 水曜日 時 間 11:30〜20:30
最寄駅 各線渋谷5分 住 所 渋谷区道玄坂2-17-6
【中華麺¥600】
 昭和27年開店の老舗。「でび」のあった路地(百軒店)にあるので分かり難いが、何度も迷い、何度挫折したことか(といっても二度ほどだが)。
 店は飽くまで中華屋風。麺も柔らかめで揚げネギも控えめ。基本のラーメンのポジションにある中華麺(みなラーメンと注文していたが)は他のもやし麺などのメニューに埋もれて気づきにくい。案の定慌ててあせって中華麺を注文してしまったが、中華麺にはデフォルトで煮たまご半分が乗る。スープもさっぱり目だが、熱々でもべとつかないラードと麺ともやしの相性が良く、食べゴタイありでもさっぱりと食べられる。老舗特有のマジックがここでも健在。
 これというイチ押しが言いづらいが、全体としてバランスがとれていて、確実に旨いラーメンという印象。あと、特徴として、客を裁く専門の人が出入口のレジにいて、一人客は一階、グループやカップルは二階、といったように、じつにうまく裁く。この人の存在が気持ちいい。いい味出してます。

LOVE・・・さりげなく、極個人的に好きなラーメン

まだまだある。町のラーメン屋さん
九州じゃんがららあめん@原宿 特徴; 豚・細・こ
定休日 無休 時 間 11:00〜0:30 金土〜3:30
最寄駅 原宿・明治神宮前2分 住 所 渋谷区神宮前1-13-21-1F
【ぼんしゃん¥630(替¥200)】
 ついにいったぞ原宿店! というわけで、ここのぼんしゃんフリークの多さには、逆に敬遠したくなるという、生来の天の邪鬼が発揮されるというものだが、にしてもそこまでいわれては食べないわけにもいかねぇ、と普段ならばさらかに流れるところを、ばさらか嫌いの友人とならばと行ってきた。
 じゃんがららあめんには3種類あり、秋葉原はじゃんがらのみ。原宿店の2Fはじゃんがらとぼんしゃん、1Fはこぼんしゃんとぼんしゃん。というわけで、1Fでぼんしゃんを食べる。で、店内は案の定のとんこつ臭で満ちている。なのにカップルがたくさん。年齢層はひろい。でもこうも世間では嫌われるこの臭いに、立地がいいとはいえこんなに人がつどうのか? これまで食べてきた長浜優良店(御天金太郎よかろうもんなどなど)にはないほどのあまりある行列、人気! これには仕方ないのかもしれないが、憤りを感じざるを得ない。
 で、ぼんしゃんのほうはというと、とろみがあり、確かに煮込んだっていうこってり感は出ているかと。有名店はダテではなく、なるほど、実力者だと思った。んが、やっぱり、長浜ラーメンと比較するが、ワイルドさではかけるし、替え玉も高い。全部乗せとかいう方向性も好きではない。シンプルに替え玉を重ねていく食べ方が偲ばれる。妙で変な臭さもありしかもしょっぱい。化調と思われるが、これが曲者。これではコクと深みがもっとでるものも抑制されている感すら生まれてしまった。
 そして後一歩なのが麺。充分に美味しいのだが、硬いだけではなく、こってりスープに合う芯の強いもっと低加水の麺が欲しくなる。やっぱり長浜優良店の博多直送麺の素晴らしさを再認識させられる結果になった。
 ここはここの美味しさが充分ある。それは間違う事無き事実で、名実ともの有名店だろう。繁華街でこれを食うか、それとも足を伸ばして……それはあなた次第。

百麺@中目黒 特徴; 豚醤・こ・細/太
定休日 無休 時 間 11:30〜0:00
最寄駅 東急・日比谷線中目黒3分 住 所 渋谷区青葉台1-30-6
【ラーメン¥600】
 百麺はやはりコクでしょう。スープの濃度と臭みを納得させるには、十分に説得力のあるスープ自体のコクがないとただの臭いラーメンになってしまう。はっきり言って、僕が食べたときにはコクというようなものは少なくとも感じられなかった。@板橋区役所前では確実に感じられたのに。こういうラーメンからパンチをとったら何にもならない。確かに、ここのうま味は好き。だからどうしても判断が甘くなってしまうが、がんばってほしいなぁ。
光麺@原宿 特徴; 豚/醤・あ/こ・個性派
定休日 無休 時 間 11:00〜5:00
最寄駅 原宿・明治神宮前5分 住 所 渋谷区神宮前6-2-8
【熟成光麺¥730】
 しゃれた店内で2階建てと大きく出た原宿店だが、その日食べた熟成は×。冷め気味で、スープ自体にずっしりとした重みが無い。しつこさが前に出て、コクに欠く。チャーシューもプリプリからは遠い。プリンは相変わらずの旨さだったが、これが今日に限ったことなのか、原宿店だけのことなのか……。
 ただ、池袋店でも味の低下を耳にするので(幸い池袋ではいつもおいしく戴いてる)、ここはひとつ、新進気鋭の濃厚オリジナルとんこつという看板をけがさないようにがんばってほしい。
博多ラーメンまる金@渋谷 特徴; 豚(塩?)・細・あ
定休日 無休 時 間 11:00〜4:00
最寄駅 各線渋谷4分 住 所 渋谷区渋谷3-15-2
【ラーメン¥550】
 博多ラーメンの中では割と良店らしいと聴いていってみたが、個人的にはこれがとんだ食わせ物だった。
 見た目は受け皿に乗った丼で、表面にアブラの膜も薄くはられ、麺も細いのだが、スープは塩味(+コショウ)がきつすぎて、豚骨のおいしさが感じられない。味の濃い塩ラーメン状態。麺も芯がやわく、少しチャルメラはいっている。チャーシューも薬臭い。
 そんなに酷いわけではないが、総じてイマイチ。区内に、特に南西部に多いみたいだけど、もう行くかなぁ・・・。
九十九とんこつラーメン 特徴; 豚・オリジナル
定休日 無休 時 間 11:00〜5:00
最寄駅 各線恵比寿6分 住 所 渋谷区広尾1-1-36
【九十九とんこつラーメン¥650】00.11/27
 評判を良く聞いたのが数年前だが、その当時・もしくはそれ以前に流行ったラーメンをよく研究しているなぁというのが第一印象。というか、ええとこ取り。
 九州ラーメンのような高菜などのトッピングが取り放題だし、そのトッピングにしても、背脂豚醤ラーメンで見かけるモヤシ・ニンニクもフォロー。白濁したとんこつスープだが、テイストはとんこつ醤油。臭みやしつこさはなく、コクを残しつつなじみ易い味に仕上げている。これが開店当初に食べたのであれば感想が変わってくるのだろうが、今では(00/11/27現在)アイデアの点でもの足りないラーメンという印象を受ける。
 ここからは個人の問題だろうが、味も単調で飽きやすい。兎も角べたべたした脂がいただけない。麺もいうほど食感が面白くなくフツーと感じた。田中義長のチーズを使う○究ラーメンを食してないのでなんともいえないが、う〜む。浦和にある百歩を先に食べていたので、そっくりという頭がいけなかったかもしれない(関係はないそうだが、薬膳を謳っているし。99の次で100??)。ニンニクを入れたら千石自慢ラーメンの味がした。

追悼!閉店してしまったラーメン屋
ラーメン二郎@代々木 特徴; 豚醤・背・太・こ・二郎
定休日 無休 時 間 11:00〜21:00
最寄駅 各線代々木2分 住 所 渋谷区千駄ヶ谷4-29-12
【小豚¥700】
 まさに♪いまさら二郎♪だが、アクセスがいいので、二郎未経験者には十分なインパクトがあるかと。豚の出来は二郎的には悪いほう。
香月@渋谷 特徴; 豚醤・背
定休日 無休 時 間 11:00〜4:30
最寄駅 各線渋谷3分 住 所 渋谷区道玄坂2-28-2
【ラーメン¥700】
 恵比寿の有名店の支店。これを薄いと判断するか、淡めと表現するかが分かれ目。
 スープは塩っぱさも強く、薄いとは言いにくいが、濃度としては薄め。というのも、香月はよく味が落ちただの薄くなっただのいわれるが、私自身、本店未経験・なので何とも言えない。その範囲内でいうとすれば、確かにコクはなさ気。背脂も程よく浮き、おいしいとは思ったが、スープが多いのでタプタプ感が強いわりに、満足度が低い。そう考えるとこの値段は高い。
えにし 特徴; 醤/塩・Wスープ 移転→戸越銀座
定休日 日曜・祝日 時 間 11:30〜14:30/18:00〜22:30(売切迄) 土11:30〜14:30(売切迄)
最寄駅 各線恵比寿1分 住 所 渋谷区恵比寿南1-8-3
【つけめん小¥650】02.3/25
 昨今寂しい恵比寿界隈だが、それでも魚介系Wスープの店はあまり見受けられない。そんななかにあって、目覚ましい活躍を見せるのがここ。この手の店としては異例の駅至近(しかも平日は22時くらいまでは大抵食べられるのは異例ともいえる)。
 以前は中華屋だったからだろう。若い店主になって、魚介の香りが鼻孔をつくリピート率の高いラーメンを提供し始めた。動物系のスープを一晩寝かせてから、昆布ダシやさば節、宗太節に煮干を加えるそうだ。
 ただ、つけめんだと醤油ダレとダシでも魚介が直線的に刺激的すぎて、苦辛い印象ばかりが残ってしまう。その点は通常のらーめんの方が動物系が魚介系をうまく引き立て、バランスよく仕上がっている。
 麺は絡みは悪くないが主張はない。つけ汁もスープ割してもらうとなかなかだが、ここは温かいメニューが向いていると思う。バランスが整うと非常に複雑ながら勢いのあるスープが堪能できると思う。具材も丁寧に手を入れているし。う〜む、幸せ。
【移転情報】
品川区平塚2-18-8 金泉湯2F
http://homepage3.nifty.com/ramen-enishi/