東京都区内/港区

=しょうゆ =みそ =とんこつ =あっさり =こってり =細麺 =太麺

決定!港区の1オシ!!ラーメン
盛運亭 特徴; 醤・チャーシュー
定休日 無休 時 間 11:00〜04:00、日〜21:00
最寄駅 南北線白金高輪8分 住 所 港区南麻布2-7-26
【チューシューメン¥850】
 なんでだ!? と叫びたくなるようなラーメン。とても久しぶり。とっても好きなラーメン屋は、背筋にビリッっと何かが走るような、決定的に違う何かを感じる。ここでも一口啜っただけで、ビリッときたが、自分でそう感じながらも、なんで感じるんだろうか、このラーメンのビジュアルを観て首をひねらずにはいられなかった。
 要するに、どうみてもフツーのラーメンなのだ。いや、フツーというのは失礼な話だが、これまでのビリッはどこか特出すべきインパクトがあった。しかし、ばら肉を一度素揚げするという、旨すぎるチャーシュー以外、見た目、味ともに、特別何かすごいことしているというわけではない。しかし、微妙で絶妙な味付けのコリコリメンマと、加水率低めの縮れ麺、鳥がら・昆布・野菜類からとったスープが三位一体となって、当たり前にメチャ旨いラーメンができ上がる。
 まさに当たり前のことをやっているだけ、という見本のようなラーメン。南北線が開通してやっと近くなったので是非。感服です。
麺屋武蔵 青山(せいざん) 特徴; 醤・あ/こ・無化調
定休日 無休 時 間 11:00〜14:30/17:30〜21:00
最寄駅 青山一丁目5分 住 所 港区青山2-3-8
【ら〜麺¥700】
 基本的には新宿店といっしょ。ただ、こっちの方が、場所も繁華街から離れているし(新宿も離れているといえば離れているけど人通りに差が)、こじんまりとしている。そばに青山霊園、神宮の森と、散歩がてらに食べるには申し分ない。
 あいもかわらず、さんま干しの芳醇な香りがそそる。こってりを戴いたが、新宿に比べて脂が少なかった気がする。それに麺も心なしか比較柔らかめ。うん、ロケーションも含め、しょっちゅう来れないが、ここ青山の方が好みだ。まだ1回だけだから早計かもしれないけど。脂が多いとか、そういうことはモロに体調に比例するし、人間のそんな感覚はいい加減なもんだから、あまり気にしないで欲しいが、率直な僕の感想。
 とにかく、人に声を大にして奨められるラーメン屋であることは確か。えびのダシ殻が硬くて完食に影響したけど。やはり武蔵は好っきゃわ〜。
【とろつけ麺¥700】01.夏
 武蔵のつけ麺が食べたくなり駆け込んだら、この期間は00-01冬に評判だったとろつけ麺とのこと。武蔵の限定ならと頼んでみたら、自分の苦手なあんかけのタイプで大苦戦。もともとあんかけが苦手(というか敵視)なのだが、高温の油でさらっと仕上げたタイプのあんならいける。しかしここはとろみの最右翼のようなあんで、途中でギブアップ。ツレのら〜麺と交換してもらったものの、口中をあんが支配していて、ちっとも味わえない。
【つけ麺¥700】01.秋
 先日までまだとろつけだったが、3度目の正直でようやっと普通のつけ麺に。とはいえ全く以前のつけ麺に戻ったのではなく、リニューアルしての復活。タレ・ダシともに全体的に濃いめにチューニングしてあるらしい。明確な際は感じられなかったが、つけ汁としては単純に楽しめるような仕様になった気がする。うん、自分はやっぱりこっちだわ。

ここにも!港区に是非よって食べたいラーメン
赤のれん 特徴; 豚・博多・細平・こ
定休日 日曜日 時 間 11:30〜0:00、土祝〜21:00
最寄駅 六本木 住 所 港区西麻布3-21-24
【ラーメン¥720(替¥140)】
 以前から評判の良い博多ラーメン店で、本店から唯一暖簾分けが許されたと聞いていて、一度行ってみたいとは思っていたが、場所柄とFC展開する福のれんが正直個人的にはいまいちだったので、二の足を踏んでいた。しかし側によったら行かないわけには行かないと、ついに足を踏み入れたわけだが、これが、あなた、いい感じ。
 店自体はラーメンフリーク御用達というより常連や地元近辺のサラリーマンなどがちょっと腹ごなしによるといった感じ。昨今目に付く外国人従業員がいるが、なんらの問題もないだろう(以前TBS「ここがへんだよ日本人」で赤坂らーめんの佐藤さんが激怒してたが)。で、肝心のラーメンだが、赤褐色の表面に脂が浮いているスープに、福のれんとほぼ同じタイプの平めの細麺。しかし、この麺がグダッとした感じではなく、柔らかめではあっても芯があってうまい。なんで福のれんとこうもかわるのか、微妙であるがゆえに不思議。スープは甘めで、ボク好み。チャーシューは特別これといった特徴はないが、十分合格点。
 ただ、紅生姜がここもおいしくない。総じて、FCでは背脂で半ば強引にとんこつの甘味、うま味を出そうとするところがほとんどだが、きちんとしているところは、きちんとスープの甘味とうま味がでているんだなぁと、実感した。長浜とは違ったレベルの高い博多ラーメンって都内には殆どない気がするので、貴重ではないかと。方向としては新小岩のまる一に近いかなぁ。

LOVE・・・さりげなく、極個人的に好きなラーメン
該当店無し

まだまだある。町のラーメン屋さん
なんつっ亭 弐 特徴; 豚・熊本
定休日 無休 時 間 11:00〜22:00
最寄駅 品川2分 住 所 港区高輪3-26-2
【らーめん¥680】04.12/30
 秦野のアノ、なんつっ亭がこんなに近くにやってきたとは? 昨今頻発するラーメンコンプレックスのテナントには正直げんなりしていたが、この品達はラー博以来の危害を感じるラインナップだった。
 状況としてはなんつっ亭の一人勝ち状態らしく、噂どおり年末にもかかわらず店外に7人ほどの待ちがあった。この機を逃してはこの人数での待ちはないだろうと思い早速最後尾へ。噂どおり相当待ったが、ラーメンが出てくるまで20分強。許容範囲でしょう。
 正直な感想を手っ取り早く言うと、パンチが欲しい。タレが強いとか、マー油がキツイとか、味としてのインパクトを安易に求める方法をとっていないことはとても高く評価したい。ただ、それが活かされる最低条件として、スープ自体、こと豚骨はダシが濃厚にカッチリ取れてないといけない。はっきりいって薄いものだから、全体的に味が沈んでしまっている。
 肉も柔らかくないのが残念だが、ともあれこれで濃厚なスープだったらかなり凄いことになっていると思う。自家製麺の感じもしっとりしていながら疲れない程度の軽さもあって、スープにはあうと思う。本店がかっちりとダシをとっているなら、是非本店で食べてみたいものだ。ともあれ、スープの高濃度での安定を望む。
 ちなみに餃子だが、ニンニクがかなり効いていて肉々しい食感。これ単品としては悪くないし、酒のつまみとしてならいいかも知れないが、少なからず豚骨屋のラーメンの食べあわせとしては主張が強すぎるように思った。張りぼて感あふれる都内の若者向け和風ダイニングで女子が「これヤバい!」とかいって食いそうな味に思えちゃって、ゲンナリ。。。
直久 特徴; 醤・あ・細
定休日 無休 時 間 11:00〜21:00
最寄駅 新橋2分 住 所 港区新橋2京急新地下商店街
【ラーメン¥400】
 新橋の老舗。兎に角、安い。地鶏からとったスープは澄んでいるがコクがあり、コストパフォーマンスのよさに驚きを隠せない。
 有名店で、しかも家族向けの体裁なので、味の低下を憂うものもいると聞くが、譬えそうだったとしても、この味でこの価格なら文句ないと思うのだが。
赤坂らーめん 特徴; 塩豚・背
定休日 無休 時 間 11:00〜05:00
最寄駅 赤坂/溜池山王5分 住 所 港区赤坂2-5-9
【ラーメン¥650】
 元屋台の、いかにも「おやじ」爆発の店長の店。TVチャンピオンの水上の御当地ラーメン勝負で優勝。その時のリヴらーめんも食べられる(1000円)。良くマスコミにも顔を出す。
 基本的には醤油豚骨背脂。ベースは塩らしいが、背脂の甘みと相まっておいしい。店長の高級志向もあり、如何せん高い。揚げニンニクやスペアリヴなど、トッピングが一つでもあると途端に高くなる。ラーメンはサービス価格と捉えるのが妥当か。
 有名店なので混んでいる。一度食してみるのはいいかもしれない。というか、近くのじゃんがらも混んできているし、それならこっちで食べるかな。総じて空いている時間(昼過ぎとか)の方がいいかと。
宮崎直送ひょっとこらーめん 特徴; 豚・宮崎
定休日 無休 時 間 11:00〜0:00
最寄駅 溜池山王 住 所 港区赤坂2-12-13
【ラーメン¥600】
 あっさりしていて且つ濃厚、という文句は有り体だが、まさにそれが当てはまる。しかしスープの真っ白なビジュアルは、おおくの白いだけでコクのない似非トンコツラーメンのようで、期待値は低かった。確かにまったりとしたスープは決して薄いわけではないが、トンコツ独特の濃厚さ、旨み、甘みは、病みつきになるような要素を感じ取れない。が、適度な甘味と、少々引っ掛かりはあるものの飲みやすい感じで、食べ進むにつれて印象が良くなる。とんこつが好きなら悪い印象はなかんべぇ、といったところか。個人的には好きな部類かも。
 ただ、胡椒っぽいしょっからさが戴けない。しかし食べ終えて丼の底を見ても胡椒が見当たらない。つい胡椒まですべて飲み干したのか、入ってないのか、スープと混ざり合っていたのかは解らないが、なんとかならないものだろうか。
だるまや 特徴; 醤・太・あ
定休日 日曜日 時 間 10:00〜23:00
最寄駅 表参道3分 住 所 港区南青山5-9-5
【角煮そば¥800】
 太めの縮れ麺に、とんこつから丁寧にダシをとり、昆布・かつお節の効いたスープはいい感じ。あっさりしていて物足りなさもあり好みは分かれるかも知れないが、味自体はそんなに分かりづらくもない味。具は別盛りで、完食すると結構なボリュームになる。
 人気の角煮そば、角煮はやはり普通においしいが、結局自分は全部具を丼の上に乗せてしまったし、イマイチ別盛りの意味合いを感じられなかった。人それぞれだろうけど。
 ただ、安めのメニューがなく、コストパフォーマンスが悪いわけではないが、どうしても高い食事になってしまう。場所柄も考えてこれでいいのかも知れないが、客層も同じで、どうもいけ好かない。こういうことで判断をしてはいけないのだけれども、どうにもなじめない。

ラーメン三郎 特徴; 豚醤・背・二郎
定休日 日曜・祝日 時 間 11:00〜15:30/17:00〜20:00
最寄駅 新橋10分 住 所 港区東新橋2-6-5
【ラーメン¥600】02.4/1
 二郎でもライト系というやつ。背脂はチャッチャ系のような感じで多め。野菜はグダグダに煮崩れたタイプではなく、もやしが目立つシャキッとしたもの。しかし自分は野菜が乗らなかった。何故かというと、トッピングミスである。あろうことか自分がトッピングミスをするとは!?
 というのも、ライト系二郎に良くあることだが、二郎の特殊なトッピングがわかりづらいので、「ニンニク入れますか?」のように聞いてくる。ライト系ではないがバネ二郎のようにニンニク以外のトッピングが欲しれば、「ニンニク入れますか?」の後に、「脂ヤサイカラメ」というように付け足せば通じるケースが殆ど。しかしここは食券を置いた途端、「ヤサイいれますか?」のコール。始めてのことで慌てたが、自分はいつも「ニンニク脂」なので、これまたいつものように「ニンニク脂」とコール。すると奥さんらしき店の方は「ヤサイニンニク脂」といっているではないか。二郎でヤサイというトッピングはヤサイ増しを意味する。なので慌てて「ヤサイ(増しは)無しで!」といったのが運の尽き、なんとヤサイが一切ない二郎ラーメンがでてきたのである!!
 まぁ、歌舞伎町二郎などでも、トッピング無しというと「全くいらないの?」と聞いてくるが、ここでは聞き返してもくれない。自分が「ヤサイ普通で」といえばよかったが、とっさのことで混乱してしまったのだ。しかし二郎にしては細めの柔らかい麺は悪くない食感で180gだし、問題なく完食。ちなみにここはニンニクは卓上。ヤサイのほかにタマネギのトッピングがある。全体的にパンチに欠く二郎だが、近場を通ったら入っても悪くないくらいの印象は受けた。かなり舌にビリビリきます。
笑の家 特徴; 豚醤・こ・太・脂麺濃・家系・酒井製麺
定休日 火曜日 時 間 11:00〜23:00
最寄駅 白金高輪10分 住 所 港区南麻布2-7-30
【ラーメン¥600】
 六角家で店長を勤めたという方の、話題の家系。店内は家系とは思えぬほどおしゃれな感じ。確認はしていないが、トイレが綺麗とか。ただ、店員は威勢のいい家系ノリ(ニッカポッカみたいのは履いてなかったような)。それは愛嬌としても、鳴り物入りのお店だが、個人的に印象は余りよくない。
 始めて口にした瞬間は、衝撃的な味だが、次第にくどさがまして、後半は辛い。食べ終えてしまえば後味はそんなに悪くないのだが。髄がざらつくほどにスープは良く取れているが、結果的にくどさが前に出過ぎているように感じた。重いなぁといったところ。半熟の味玉も、しょっぱくて×。味はいい感じなんだけど……う〜む。
天鳳@六本木 特徴; 醤/み・西山・135
定休日 日曜日 時 間 11:00〜04:00
最寄駅 六本木 住 所 港区六本木7-8-5
【しょうゆラーメン¥680】
 テナントビルの奥まったところにあり、店の前にはドラム缶が置かれている人気店。北海道のラーメン横丁に本店があり、当初スープづくりに使われていたドラム缶がシンボルとなる。
 真黄色の縮れ麺は、間違う事無き西山らーめん。それにここを特徴づけるものとして、135がある。1=麺硬め、3=脂濃め、5=しょっぱくと注文できる。しょっぱめの醤油ラーメンはきめ細かな透明脂が浮かび食欲をそそるが、はっきりいって特別おいしくない。別にまずいわけではなく、それなりに出来てはいると思うが。。。見た目も味も、コレといったものがなく、コストパフォーマンスも悪い。何故に一部で珍重されるか??

追悼!閉店してしまったラーメン屋
らーめん茂助 特徴; 醤・あ
定休日 土曜日 時 間 11:30〜22:00
最寄駅 営団赤坂4分 住 所 港区赤坂6-6-4
【もすけラーメン¥750】
 99年は新店の当たり年と言われたが、中でもこの店がもっとも注目されたといっていいだろう。女性も入りやすいおしゃれな内装に評判の杏仁豆腐、紙エプロンサービス。そして豚骨・マグロ・アゴと3種のスープをブレンドすることでも話題を呼んだ。
 それならばと期待に胸躍らせていったところ、ん?? 確かに前知識があったからだろうが、スープにそれぞれのだしのうま味を感じる。あっさりと飲みやすくもあり、それぞれのすーぷが調和して独特の味になっている。しかし……3種が合わさって果たして結果うまい!となるかといえば……??? なんでだろう、それぞれのよさが分かりつつも、それを口にした途端、ゲンナリしてしまう。また食べたいという気が起きない。
 あまり好きではない杏仁豆腐がランチサービスということでタダだからと半ば無理して食べたこともあり、かなり凹んで店を後にした。
田々 特徴; 醤・あ・細・支那そば・閉店
定休日    時 間   
最寄駅 新橋4分 住 所 港区新橋3-19-4
【支那そば¥600】
 神田の支店しか食べたことないが、神田の方は評判自体をきいたこと無いし、本店の方は結構雑誌等への露出度の高いので期待していた。場所は結構ピンク街の方で、まるでビルの間で埋もれたように開かれていた。細長い店で、しかも土曜昼過ぎの新橋。先客は望めるべくもなく、閑散とした雰囲気。店内には無化調を謳うビラ。ここらへんは神田と同じだ。
 で、タレにスープを注ぐところを見ていると、ん?? 妙に黒い色がきつい。神田はもう少し澄んでいたような。で、実際食べてみると、あれ? 雑みを感じる。具体的にどこがどうとはわからないが、今一つ純度に欠く。しかし、チャーシューやゆで卵、ネギも具材は高クオリティ。デフォルトでおまけ的な感覚にならないのがいい。別にスープは悪くないが、これは時間とか曜日とか、調理した人間の差なのか。個人的には神田が頭一つリード。
 PS.神田もそうだがタダでネギ油を入れてくれる。コッテリ香ばしくなる。これもいいかも。
醍醐@青山 特徴; 牛骨・こ
定休日 無休 時 間 11:30〜04:00、日〜01:00
最寄駅 表参道2分 住 所 港区青山3-12-10
【ラーメン¥600】
 牛骨はまる韓ラーメンでしか食べたことないが、まる韓同様にクリーミーな口当たりではあった。しかしパンチはあまりなく、逆にマイルドさが前面に出た甘めのスープに仕上がっている。とろとろの粘液質のスープだが、しつこさはなくおいしく戴けた。ただ、イメージからこってりギトギトを期待するとすかされるかも。
 ラーメンショップのような水色のどんぶりは個人的に×。見た目的にはほうれん草といい丼といい家系みたい。個人的には何故か@王子の方がすき。
赤坂玄 特徴; 醤・あ・無化調・閉店
定休日    時 間 11:00〜04:00
最寄駅 営団赤坂/溜池山王 住 所 港区赤坂2-17-73
【ふつうのラーメン¥580】
 玄@末広町にいた方の店。玄を名乗るだけあって、味は自分が食べたものに関してはかなり忠実に再現しているのではないかと。
 ふつうのラーメンをいただいたが、旨みがよくでていて、この甘みは肉厚のチャーシューによくあう。ネギが刻んで薄いのに妙にシャキシャキ感があるのはなぜだろう(これまで味わったことのない食感)?
 この界隈で、茂助 が戴けなかった自分としては、やっとリピートしたくなる新興勢力がでてきたという感じ。非常に喜ばしいことだ。

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