東京都区内/千代田

=しょうゆ =みそ =とんこつ =あっさり =こってり =細麺 =太麺

決定!千代田区の1オシ!!
斑鳩 特徴; 醤・Wスープ
定休日 土・日曜日 時間 11:00-14:30/18:00-22:00
最寄駅 東西線九段下4分 住 所 千代田区九段北1-9-12
【らー麺¥600】
 まず店名が読めない。「いかるが」だそうです。奥でブティックも経営するらしく、店内もコ洒落ていて、ちょっとひねくれた感じだが、味は直球。方向的には青葉に似ている。特製メニューで半熟の味玉がつくあたりかなり意識しているのではないだろうか。
 スープも魚介ダシがよく出ていて風味もいい。築地の料亭が使うのと同じ利尻昆布と本鰹とのこと。注文の際に味の濃さを訪ねてくるが、濃い口にすると表面に脂の膜ができるほど。でもしつこくない。前面に出てくる味がはっきりしているからだろうか、青葉よりも衝撃は少ないかも知れないが、ある意味食べやすいと言えるかも知れない。チャーシューもロースの割にプリプリでジューシー。これは単純にうまい。リピート確定。好みです。
【つけめん\700】
 太麺!という感じではないにしろ、適度な太さが有り、瑞々しいさも含め、食べごたえありでイケる。240gだそうだが、満腹感を殆ど感じない。最後まで美味しく、同一のテンションで食べられたことにまず感激。
 そしてダブルスープのつけダレも斑鳩クオリティーで風味・味ともに大満足! チャーシューも細切りにされていて食べやすい。オーダーが来た段階でスープ割りのことを付け加えてくれる親切さも嬉しい。
 つけめんメインの店とは質的に違うまでも、同レベルと行っていい程に麺を楽しめるんではないだろうか。このスープにこの麺、想像して垂涎モノというひとは是非。
【本鰹つけ麺2¥850】02.08/25
 某TV番組の影響で混雑度合いが増し、つけめんがなんとメニューから外されるという事態が起こってから暫くして、下記限定の本鰹つけ麺2が発表された。
 つけめんというよりもトマトなども添えられていて、どちらかというと冷やし中華に近いフェイス。麺の下に氷が敷き詰められており、つけ汁もカツオの香織のインパクトの強い冷たい蕎麦つゆ状態。
 麺に蕎麦粉が練り込んであり、これはこれで面白いが、チャーシューなどは冷たいと脂が高まり魅力半減。あまり冷やし中華路線は好みではないのが、企画ものということでかんがえれば申し分ない。とても面白い試み。
 しかし、このメニューのコアはスープ割りと見た。あつめのいつものスープで割ってくれるのだが、するとカツオの更に芳純なアロマが漂い、ボディの強いスープと相まってなんとも表現の出来ない出色のスープに変身。これを飲んだ瞬間、850円という値段が安く感じた。

ここにも!千代田区に是非よって食べたい
高はし 特徴; 塩・細
定休日 日曜・祝日 時間 11:30-14:00/17:00-20:30
最寄駅 JR・営団各線飯田橋1分 住 所 千代田区飯田橋3-11-30
【中華そば¥600】
 これはもう懺悔としかいいようがない。ごめんなさい。いやはや、敬服しましたよ。師匠のこうやのラーメンを美味しく感じられなかったあの日からもう三年か四年。こうして、こうやのお弟子さんのお店として有名なこの高はしに来る日がこようとは。
 いや、あの頃だから味が解らなかったかも知れないものの、あのトンコツ臭を以前の自分だったとしても嗅ぎ分けられなかったはずがない! 確かに、あのこうやのスープは薄かった。ダシそのものの旨みに欠いていたと、今にしても思う。そして今、食べたときがたまたまなのかは知らないが、その飯田橋駅そばのこじんまりとしたカウンターからは芳純なトンコツ臭が香る。あっさり塩味ときいていたが、コの臭いをかいで印象ががらりと変わった。これは絶対にオレにあっている味だと。そして予感は見事に的中。中華そばという殻をかぶったとんこつラーメンだ!!
 あっさりといわせるだけの濃度ではあるものの、ダシがよ〜く出て、満足度が実に高い、質的に濃厚なスープ。そしてそれを十二分に引き立てるためにあるような塩ダレ。癖のある甘みのメンマや柔らかいが少々臭みのあるチャーシューは、このレベルなら充分に御愛嬌だろう。たっぷりの熱いスープも、行列をしり目に是が非でも飲み干して、オヤジに自分の感動を伝えたかった。
山形家 特徴; 醤/塩/み・こ
定休日 日曜・祝日 時間 11:30〜22:00、土〜15:00
最寄駅 秋葉原6分・岩本町3分 住 所 千代田区神田須田町2-12
【醤油ラーメン¥650】
 家がついても家系ではなく、山形ラーメンでもない。ベースは豚骨を使っているが、いわゆる豚醤ではなく、歴とした醤油ラーメン。個人的に醤油ラーメンの中でも、わりと好きなもの、よくできているもの、そんなにではないにしろ数店舗自分の中にあるのだが、ここだけはそういうのではなく、旨くて好みでお気に入りの店。
 豚醤や長浜が好みで、それ以外では滅多に惚れることはないけれど、ここはやられた。とてもコクのあるスープは、上品なのにコッテリ感がある。それだけ濃厚なスープで、それでいてしょっぱくない。しつこさがないのに実に濃厚で、とっても旨い。チャーシューも柔らかく絶品。
 普段豚骨しか食べない人こそ食べて欲しい。土曜は15時に閉まるので注意。
【後日談】
 山頭家出身ということで、山頭家を食べたあとでは、なるほど、同系統の味。しかしスープの甘味、とろ肉チャーシューは格別で、独特のアレンジがされ、数店の山頭家の支店より個人的には秀でていると思われる。波はあるものの、ここのスープの甘みにはやられっぱなし。
青葉@飯田橋 特徴; 醤・Wスープ
定休日 日曜 時間 11:30-17:00?
最寄駅 JR・営団各線飯田橋2分 住 所 千代田区富士見2-12-16
【中華そば¥600】
 ほんとうにおけいの隣にあるんでビックリ。味も中野の本店とほぼ同等のクオリティでビックリ。
 魚介系のだしの効いた、少し白濁したスープは風味豊かで、中華そば600円は正直リーズナブルといえるのではないだろうか。まだなれてないせいか、オペレーションに不満は残るが、今後は大丈夫でしょう(希望)。これでさらに神楽坂界隈があっさり系(ここはあっさりとは言い難いか。高はし・おけい等があるということで)でにぎやかになったというところか。
【路麺】とんがらし  特徴;そば/うどん/ひもかわ・天ぷら
定休日 日曜 祝日の土月 時間 10:30〜15:00/16:45〜19:00(土9:30〜14:30)
最寄駅 水道橋5分 住 所 千代田区三崎町3-2-10
【天ぷら盛合せ(茄子の方)そば¥470】'05.03
 最強の立ち食いそばと誉れ高いとんがらしに、とうとう行ってきた。 以前勤めていた会社から近く、当時未知であったことが悔やまれる。はて、いつ頃できたのだろうか?
 両サイドの壁際と中央のカウンターを囲む、大人の男が9人でぎゅうぎゅうな程の個人まりとした店内。そこにさらに行列が出来るのだから、うっかりお冷を汲むのを忘れるとさあ大変。注文ごとに少数ロットずつ天ぷらを揚げるので待たされることになるのだが、店内に立ち込めるごま油の香りと、油の爆ぜる音がなんとも気をせかせる。
 天ぷら盛合せは海老メインと茄子を混ぜたものの2種類あり、オーダーしたのはナスの方。ナスは好物なので、海老が少なくなってもいいや・・・でも海老メインと同額なんて、ちょっとナスのほうが割が合わないかな・・・などと思っていたが、出てきたものをみて驚いたのなんのって。小エビが4尾。小エビといってもヘタな天ぷら屋の海老ほどはある大きめのもの。ナスも縦にカットされた大振りのものが3つ(4つだったかも?)に、イカ天までついてきた。これが揚げたてでこの値段! 聞きしに勝る脅威のコストパフォーマンス。もちろん、揚げたてで味が悪いわけがない。かなりライトな揚がりっぷりで、コレだけ天ぷらを食べてももたれることがない(逆を言えば物足りなさはあるかも)。
 つゆは辛目ながらも甘みも感じられる。風味が強いのでカエシに負けないダシの強みを感じた。だがダシの甘さが全面に出てくることはなく、天ぷらとのバランスを保っている。
 で、問題はそば。実にフツー。悪くないのだけど、湯でおきでボソボソ。他の要素がかなりいいので、どうしてもそばが浮いてしまう。 メニューによってはそば、うどんの他にひもかわもチョイスできるようなので、ひもかわが案外あうかもしれない。
ともあれ、これは是非とも定点観測と行きたい店だ。昼休み圏内のオフィスの方は重宝して仕方ないだろうなぁ。
【なす天(ひもかわ)¥340+冷やし¥40】'05.05
 懸案のひもかわ。しかも冷やしで。天種はなす。これが見事に予想的中!
 持ち上げれば切れてしまうひもかわではあるが、面積が広い分、麺が味わえ、冷やしにしたことでヘタレない。冷やしならそばでもいい感じで喰えるかもしれない。
 にしても、つくづく思うが、このなす天はヤバイくらいの、直感的な旨さ。天ぷらがこのデキでこの味でコレだけ乗ってこの値段、やはりどうかしてるよ、この店。
【いか天そば¥340+冷やし¥40】'05.07
 閉店間際、ひもかわ売り切れとのことで、そばで注文すると、冷蔵庫(冷凍庫かも)から1玉出して湯がいてくれた。
 心なしか、この日の蕎麦はしゃっきりしていて、あのボソクソ(失礼!)したそばとは違う印象を受けた。いか天も抜群の上がり具合で、サクッとした心地よい歯ごたえ。気持ちいいほどサクサク歯で切れる。
なんだか格別のとんがらしを食べた気がしたが、食べてる間に暖簾仕舞ってるし、その後きたお客さん断ってるし、なんだか所在無かったが、いいものが食べられた。
【価格改定】'05.10
とりがみの兄貴様より価格改定の情報をいただきました。ありがとうございます!

・かけ   \230 ⇒ \230
・大盛り  \50 ⇒ \60
・盛合せ  \470 ⇒ \500
・かき揚  \370 ⇒ \400
・なす   \350 ⇒ \360
・きんぴら \360 ⇒ \370
・ミニ天丼 \470 ⇒ \500
支那そばやきび 特徴; 醤・あ・びぜん亭出身
定休日 日曜 時間 11:00-22:00
最寄駅 小川町1分/淡路町3分 住 所 千代田区神田小川町1−7
【支那そば¥550】
 びぜん亭出身とのことだか、そのびぜん亭が未食なのでその範囲で。路地を少し入ったところにありわかりづらい。外観も店内も木目調で、というとパシオ系に思われるが、完全に蕎麦屋。近くにまつやなど老舗の蕎麦屋が多いので知らなければ蕎麦屋と見まごうサラリーマンもあるかと。店員も作務衣のようなもの(なんていうんでしょう?)を纏い蕎麦屋。しかし暗い店内に仄かに電球の明かりが灯っている感じは昨今のラーメン屋かと。
 で、肝心のラーメンだが、醤油がたってキレのある甘さというか、いい感じで滑らかなスープ。物足りなさを感じる人もいるかもしれないが、個人的には好み。ともかくチャーシューがバリ柔らかで旨い。この味でこの価格、安いんじゃないの?
ラーメン創房 特徴; 醤・あ・無化調
定休日 月曜 時間 11:00〜21:00
最寄駅 秋葉原5分 住 所 千代田区外神田2-3-10
【玄麺¥780】
 はずかしながら、今更に自分の舌を信じることの大切さを思い知らされた。というのも、評判の店で前々から気になってはいたものの、無化調で味が薄く、楽しめないという意見が妙に耳に入ってきたため、それに高い金を払う気になれず、二の足を踏んでいた。しかしフリークは多く、よい評判を聞くに当たり、これは試してみなければと一念発起。
 というわけで、やはり、旨かった!という嬉しい結果になった。薄味を想定したせいかも知れないが、タレもスープも味がたっていて、特に甘みがよくでていて、薄いという印象はなかった(資料によると名古屋コーチンや利尻昆布、焼アゴなどを使っているらしい)。メンマもほうれん草もシャキシャキでいいアクセントになっている。厚みのあるしっかりとしたチャーシューもジューシー。適度にうかぶ焦がしネギもいい。麺は少々コシがあり、硬さもあって実に小気味いい食感(同様に皮ごと挽いた全粒粉にキヌアというものを加えて山芋で繋いでいるらしい)。
 全体的に言えるのは、適度な小気味よさ。それもコザッパリまとまっているのではなく、それぞれの素材が主張していて、存在感がある為、たべてるぞという満足感すらある。なるほど、食材の旨みがあるのだから化調は必要なし、というのが頷けた。比べればあっさりラーメンかもしれないが、これはこってりと素材の旨みのでた玄のラーメンだっ!
【移転】
千代田区外神田4-7-3 → 千代田区外神田2-3-10

LOVE・・・さりげなく、極個人的に好きなラーメン
びぜん亭 特徴; 醤・あ・チャーシュー
定休日 日曜・祝日 時間 11:30-22:00(土11:00-18:00)
最寄駅 JR・営団各線飯田橋4分 住 所 千代田区富士見1-7-10
【支那そば¥500】
 きびの修業先。先にきびを食していたが、こちらの方が良くも悪くもワイルド。既に老舗という感があるが、やはり古いタイプのラーメンというのは無化調時代の我々にとって、いい意味で雑だなぁと。
 きびと比べ、スープの濁り具合、チャーシューの味の濃さ、脂の量、これらどれをとっても1割り増し。ただ、わかりやすさ、食べやすさ、という点ではびぜん亭の方が取っつきやすいか。支那そばというよりラーメンという印象を受けた。味の優劣ではなく、つくる方のセンスが両店に如実に表れているような気がする。
 昨今、あまりメディアでも取り上げられないが、飯田橋にあって古い町並みの多少残るエリアに、シックな佇まいを残している、そのロケーションも含め、充分に味わい深い。
天下一品@水道橋西口 特徴; あ/こ・ドロドロ・京都
定休日     時間 11:00-3:00
最寄駅 JR水道橋1分 住 所 千代田区三崎町3-7-13
【並¥630】
 職場の側に天一が出来てこれはオイシイ。ラーメンフリークの間ではそんなに評価は高くないものの、すぐ側に麺一筋もあるし、ちょっと食べに行くには個人的には満足させてもらえる。
 数ある天一の中でもここはなかなかのザラザラ度で、あの甘い、ねっとりと絡みつくスープは、ドロドロ度も当然、ザラザラ度もあるほうが自分としてはとても嬉しい。天一の中でもザラザラこってりが好きな人におすすめ!
天下一品@神田 特徴; あ/こ・ドロドロ・京都
定休日 無休 時間 11:00-3:00
最寄駅 JR・営団神田4分 住 所 千代田区内神田3-23-8
【並¥630】
 詳細は京都総本店へ。天一レベル(?)としては標準。比較タレの味が強い。

まだまだある。町のラーメン屋さん
麺一筋@水道橋西口 特徴; 醤・ミンチ背・尾道
定休日 無休 時間 11:00-22:30
最寄駅 JR水道橋4分 住 所 千代田区三崎町3-1-18
【ラーメン¥600】
 本場の尾道ラーメンは愚か、恵比寿の萬友などでも食べたことがない身なので比べようもないが、これ単品として考えると、なかなかの美味。
 スープ自体の濃度は濃くはないが、鳥ガラ(入ってるよね?)と相まってタレの甘味が出ていて旨い。このような甘さが好みの自分としては、他の尾道ラーメンへの期待も高まる。ただ、見た目も印象的な、ミンチにして揚げられた背脂は、ふちゃっていてイマイチ効果のほどがしれなかった。どこもこんなだろうか。実は多少のサクサク感があるものを期待していたが。
 麺は平めで取り立てるほどでもないかもしれないが、このラーメンにあっていると思う。今の段間ではなかなかやるなぁという感じ。ここは是非、他の尾道をチャレンジして、再評価したい。
麺一筋@水道橋東口 特徴; 醤・ミンチ背・尾道
定休日 無休 時間 11:00-22:30
最寄駅 JR水道橋4分 住 所 千代田区三崎町2-1-16
【ラーメン¥600】
 なんでこんな近くに支店を出すのかわからないが、初日(01/3/22)は大盛況。味も差異を感得できず、相変わらず甘みがあって旨い。チャーシューも肉厚で脂が乗っていて柔らかジューシー(@香田晋)。昼時間(〜14時)サービスの半ライス。
 この日だけかも知れないが、相当にビチョビチョ。柔らかご飯好みの自分でも柔らかすぎ。結構あっさり目でももたれるスープにはこれは辛い。はっきり言ってボクはご飯いらない。完食優先。
【つけめん¥800】
 高い!というのが第一印象。でもここのチャーシューは角煮のようでこのみなので、それが相当つけダレに入っているので、相殺か。
 麺の食感もなかなかで少々辛めで、そこそこ酸っぱめのつけダレも悪くない。いい感じで少なめの麺を完食。
 さあスープ割りということで割ってもらって啜ると……んんんん!? これは相当しょっぱ酸っぱい!! 折角の締めをなんだか、苦しみで終えることに。う〜ん、はじめてだから、そこら辺の調整を注文できなかったし、にしてもちょっと…。
博多龍龍軒 特徴; 豚・麺/濃可
定休日 無休 時間 11:00-2:00
最寄駅 半蔵門線・都営新宿線神保町4分 住 所 千代田区猿楽町1-5-3
【ラーメン¥530(替100)】
 博多ラーメンの人気店。スタッフは全員九州出身者という徹底ぶりで、九州人が認める九州ラーメン店ランキングの上位に入るほど。確かに九州豚骨ラーメンなのだが、博多でよくあるタイプとも長浜とも似ていない。
 スープはあっさりと淡い。かといって薄くなく、コクがあっておいしい。こういう言い方が許されれば、ホープ系博多ラーメン。ニンニクは注文すると入れてくれるが、入れてもいける。
 この味は他で食べたことがないので、明治大学のそばまで来たら味わってみて欲しい。
ひらを 特徴; 醤・あ
定休日 日曜日 時間 11:00〜スープ切れ
最寄駅 東西線九段下5分 住 所 千代田区飯田橋1-7-1
【つけ麺¥600】02.7/18
 斑鳩をそばにして苦戦しそうなWスープ。多分、この近辺の客層の中心、サラリーマンにはそんなことはお構いなしかもしれないが、多少なりとも福のれんや一兆堂というFCとは違うオリジナリティは出せているかと。
 麺は中太。白くてもっちりとしていて、なかなかいい食感。つけ汁のWスープは魚介系が鼻腔をつくが、結構ガラ系のダシのうま味がバランス的には支配的かと。スープ割りをするとはっきりしてくる。ポイントはこのスープ割りで、なんとW、つまり2種類のスープを合わせて割ってくれる。これはちょっとうれしかった。
 にしても、印象としては残りにくい、おとなしくまとまった味でもったいない気すらする。店主は一見怖そうだけど、なかなかに接客&仕事も丁寧。行った日は木札は営業中となっているのに、店の外のホーロー(?)看板は営業終了に。先客後客0の状況でこういうミスは痛い!?
吉本家@水道橋 特徴; 豚醤・こ・脂/麺/濃 可・家系
定休日     時間    
最寄駅 JR水道橋4分 住 所 千代田区三崎町2-1
【ラーメン¥600】
 家系にしては豚骨の風味が強い。多少、百麺に近いかな。というか、濃いめでもないと味が薄めで、つまりは濃度が薄いのだ。でも、味自体は決してわるくはないと思う。なかなかですよ。
 ただ、折角家系を食べるなら、濃度の濃い、イカす家系を食べていただきたい。そういう意味で、わざわざ行く価値はないかと。ただ、近くに行ったらよっても悪くはない気もする。それにしても、家系は大きなハズレってないなぁ。
特徴; 豚/醤/塩
定休日 無休 時間 11:00-22:30 土日祝11:00-20:30
最寄駅 千代田線新御茶ノ水B51分 住 所 千代田区神田駿河台3-1
【塩つけめん¥700】02.11/27
 半地下の店内は小洒落てはいるものの入りずらい。しかも現在は値引きしたが、清湯(醤油ラーメン)が¥650、白湯に至っては¥750と気軽に入れる値段ではない。
 確かに清湯はシンプルな見た目で損かとは思うが、ダシは結構出ていて上品な仕上がりに出来ている。以前食べたときはコストパフォーマンスが悪いとは思いつつも、安かったらまた来たいなぁと思わせるものだった。この度、100円値引きしたが、この日はつけめんに。
 天然塩に魚介系干物を使ったつけ汁はなかなかそそる魚介系の香りが鼻孔をつく。しかし香料が強く、直ぐに魚介系の臭いが消えてしまうのは残念。スープ割りも別容器で食べてる途中に出してくれるのだが、思ったよりも薄かった(動物系ダシのみかな)。とろろも邪魔で、チャーシューは臭わず柔らかく、麺も太めのウエーブのかかっていて(個性はなく印象に懲りづらかったが)いい感じなだけにもったいない印象を受けた。
 しかもデフォで1玉140gは少ない。1.5玉まで無料だが、店内には茹で上がった時の重量(1.5玉で350g)で書かれていて、ゆとりがなければつい遠慮してしまう表記で紛らわしい。
玄界灘 特徴; 豚・細・あ
定休日 無休 時間 11:30-5:00(土12:00-20:00)
最寄駅 都営新宿線小川町3分 住 所 千代田区神田小川町3-2
【ラーメン¥600(替¥150)】
 それなりに名の通った店だが、イマイチいい評判を聞かない。確かにスープの味の主張が九州ラーメンのイメージから想像できないほどに薄い。だけど、髄が結構でていて、ほのかに甘味もある。妙にざらっとしていて、九州麺然とした硬めの細麺(気持ち太めかな)との相性もいい。うん、好み。
 長浜ラーメンの時点で好みが別れるのに、この淡さが凶とでないかと心配すらしてしまう。これまで2度食べたが、豚骨ラーメンだけあって出来に波があるので、体調が反映されやすいかと。個人的には一度で諦めて欲しくない味だ。こ汚い店内も最近見当たらない感じで良し!
旭龍@神田 特徴; 醤/塩/み・旭川・加藤製麺
定休日 日曜・祝日 時間 11:30-15:00/17:00-21:00(土昼のみ)
最寄駅 JR・営団神田2分 住 所 千代田区鍛冶町2-12-9
【正油ラーメン¥700】
 旭龍@高円寺の支店。旭川のカリスマ、加藤製麺の一派。
 硬めに茹でられた、北海道にしては細めの、多少ウェーブのかかった黄色い麺。加水率が低く、ホキッと折れそうな触感が、魚介系のダシの効いたスープにあう。ただ、偶然かも知れないが、高円寺店に比べ、ダシの利きが甘い気がした。醤油の味ばかりが強く、魚介系がガツンと来ないのだ。スープを丼から直で吸うと、魚介系の味にたどり着けた。
 神田店では是非、ダイレクトにイっちゃって欲しい。
中華そば山彦 特徴; 醤/塩・細・あ
定休日 日曜・祝日 時間 11:30-17:00
最寄駅 秋葉原8分・末広町3分 住 所 千代田区外神田5-5-14
【山彦そば¥750】
 鳥料理の名店「鳥つね」のラーメン屋版とでもいおうか。塩ダレの山彦そばはデフォで味玉や鳥団子がのる。麺は細くて硬めでいいあんばい。チャーシューもやわらか。特に半分に切られた二つがのる鳥団子はめずらしく、食べたことのないジューシーさで、これが旨い。ただ味玉は美味しいけど、冷ためで、日本一と謳う本領は計れなかった。
 サイドメニューのご飯物も充実していて、鳥そぼろご飯(150円)を食べたのだが、ぽろぽろと粒(っていうのか?)が大きいため、美味しいんだけど、支えるかんじで食べづらかったかな。
 店の方の出し忘れでチャーシュー一枚おまけしてくれたが、こういうちょっと気遣いが今後のリピートを生むことも人の心理というものではないだろうか。
 にしても、塩ダレがちょっとしょっぱすぎたので、この日がたまたまかもしれないが、再食、もしくは醤油を挑戦したい。というわけで、評価はいったん保留。今後ともいろいろ試してみたい。こうしてはまっていくのかなぁ…。
【追記】
 こんどは醤油のシンプルなものを食べたが、こっちの方が鳥ダシがまろやかに醤油ダレとの調和して出ていて、個人的には好み。連れの塩も食したが、以前感じたしょっぱさはさほど感じなかった。
 醤油に限って言えば、かなり鳥にこだわるアイデンティティはあるかと。ただ、連れがそぼろご飯やのほうがいいのでは!?という疑問を持つように、やはりご飯物の鳥料理の秀逸さの方が秀でている感は否めない。これからの益々の発展に多いに期待したい。近くの玄といいライバル関係で、我々を多いに悩ませて欲しい。
がんこラーメン八代目 特徴; 醤/塩・あ/こ
定休日 月・日・祝 時間 11:30-19:00
最寄駅 秋葉原7分・末広町2分 住 所 千代田区外神田3-7-8
【こってり¥700】
 店の看板がなく、骨がぶら下がっていると営業中、で有名な店。でもこの八代目は親切にもやっているときは「やってるよ」という札が出る。反面入口はドアノブがついているのに引き戸というかましは不親切(面白いから許す)。
 がんこといえば、しょっぱさで、透明度が高くもコクのある丁寧に手がけたスープはめちゃめちゃしょっぱい。正直、個人的にはこのしょっぱさは疑問だが、このスープを作るうえでの必然であえればやむを得まい。
 確かにがんこならではのおいしさはおいしいと思うが、ほれ込むまではなかった。好きな人は多いので、これは個々人確かめるしかあるまい。でも、その価値は十分あります。にしてもコストパフォーマンス悪いんだよなぁ。
典座 特徴; オリジナル
定休日 無休 時間 11:00-20:00
最寄駅 JR秋葉原5分 住 所 千代田区外神田3-13-7
【典座ラーメン¥680】
 秋葉原は飲食店不毛地帯として一昔前まで走られてきたが、ことラーメンに関しては意外やなかなかの名店が揃う激戦区といえないだろうか。中でもマスコミ露出度も高い無化調の玄(旧めんめん)。そこのオヤジが中央通り沿い、ソフマップの並ぶ目立つ場所に堂々とオープンさせたのがこの典座。それからしてかなりの気合いが見られるが、味の方もこれまでとは違う方向で打ち出してきた。
 玄ではあっさりとした魚介中心のスープで、わかりずらく物足りなさの残る味と多くの人が漏らすが、典座は豚骨など武骨な味の混ざる、あっさりしたクリーミーな舌触りの中にもとろっとワイルドさも覗かせる、比較的分かりやすい味に仕上がっている。麺も加水率が低く、プリッとしていて○。
 店内はオシャレな感じで最近ありがちなものだが、これはまた一つ、アキバに面白い店が出来たと言ったところか。
味楽 特徴; 豚醤/塩・こ
定休日 無休 時間 11:00-1:00
最寄駅 JR・日比谷線秋葉原4分 住 所 千代田区神田岩本町15-1
【塩¥600】
 変わった塩ラーメンがあるときいていってみた。以前から気にしていた店だったが、よくある豚醤というのと、つい山形家や神田まで足を延ばしてしまい、未食に終わっていた。
 で、問題の塩ラーメンだが、本当に豚醤を塩だれでつくったって感じ。脂がスープに溶け込んでいる形で、とても熱い。ノリが乗っているから見た目家系だが、テイストは背脂系。なのに塩。スープ白い。塩だれの豚醤の旨味ラーメンと言ったところか。
 でも正直、特別うまくも好みでもないかな。悪くない。一食の価値……どーでしょ?
まんだら屋 特徴; 豚・こ・久留米?
定休日     時間 11:30〜15:00/17:00〜24:00、土11:30〜14:00
最寄駅 JR・営団神田3分 住 所 千代田区神田鍛冶町2-10-2
【ラーメン¥590】
 本格久留米ラーメンを謳う店。店内には薀蓄が手書きで張り出されているが、FCには出せない濃厚な豚骨スープというのは、そう嘯いた話ではない。最後に髄多少残るほど。
 しかし、竜羽麺(だったかな?)というのも、さほど細くもなく芯が殆ど残らないもので、特注するほどの食感ともおもえない。それに肝心の基本的な味が、よくある醤油も味噌もあるような店で出すとんこつラーメンの味で、だしの旨み・甘みというところがガツンとでている感じがしない。確かに脂も乳化してとろみがけっこうあるのだが。
 ごまも炒ってあってチャーシューも九州ラーメンにしてはできのいい方。全体的なクオリティが決して低くないので、とても惜しい。
元楽@神田 特徴; 豚醤・背
定休日 無休 時間 11:00-21:00
最寄駅 JR・営団神田5分 住 所 千代田区多町2-9-6
【元ラーメン¥650】
 蔵前の本店以外の店は初めてで、昼ピーク過ぎだったからか、店員もバイト風情のお兄ちゃん二名のみとということで、少々意気消沈気味だったが、味自体はほぼ同じと覚えた。
 甘味のあるタレと柔らかいチャーシュー、メンマ・ネギともに、本店に引けを取らないクオリティ。おそらく同じものを使っていると思われる。
 ただ、ここが本店の印象と分かつ点かと思うが、スープの濃度が軽い。オフィス街というロケーションからか、支店(FCなの?)からかは分からないが、決して薄い訳ではなく、ライトな感覚。背脂もデフォルトで控えめ。その為か、最後までとても食べやすかった。これはこれであるかとおもったが、リピートには辛いかと。ガツンを求める人にはお勧めできないか。
 やはり側の八島を振りきる存在ではなかったか。でも神田界隈の状況を考えると結構いいほうかなと。
田々@神田 特徴; 醤・良
定休日 日曜・祝日 時間 11:00-23:00
最寄駅 JR・営団神田5分 住 所 千代田区内神田2-11-8
【支那そば¥600】
 新橋の支店。僕がまず疑いたいのが、店内に張られているアジ文。「ラーメンのコクの殆どは化学調味料で、うちは化調使ってないから、コクはないと感じるかもしれないが、素材のうま味を味わってくれ」てなようなことが書いてあった。いやはや、そんなことはないですよ。十分コクが堪能できます。
 僕は常日ごろ、こういう複雑な味が同居するスープをあっさりとはいいたくない。相殺しないほどに主張のある素材を味わえるスープはそれだけで十分コッテリしていると思うからだ。細目のシコシコの麺もおいしい。おでん系の味玉も旨い。もう新橋本店行くこと決定!

一兆堂ラーメン@九段 特徴; 豚醤・背
定休日 無休 時間 11:00〜5:00
最寄駅 東西線九段下3分 住 所 千代田区千代田区九段北1-2
【とんこつしょうゆラーメン¥630】02.1/24
 レトロな雰囲気でなぜか壁にはタレントのサインが。流行りをうまく取り入れた(TokyoWalkerとかでとりあげられそうな)、いかにも商社が手がけた的な店。ラーメンは見事に無難な豚骨醤油。白濁していて、そこそこ粘度はあります。満足度低し。悪くはないです。まぁ、こういうお店は必要なんでしょうな。
惠矢 特徴; 豚醤・背
定休日 日曜 時間 11:00-21:00
最寄駅 JR水道橋4分 住 所 千代田区千代田区猿楽町2-6
 一恵が恵矢になった。ときたら、「けいや」と読むと思うのが普通。ところがどっこい、「めぐみや」と読む。この時点でなにやらあやしいが、旭川系から九州系への転身というのも相当なもの。店内に西山ラーメンの麺箱があったので、もしや西山で九州ラーメン??という妙な期待は砕かれ、ちょっと柔らかめだけど、芯の残らない似非九州麺。スープも背脂でこってり感を出しているだけで、スープ自体の濃度は殆どない。醤油ラーメンではないでしょうか。これだったら旭川ライクの前の方がよかったなぁ。
後日談:
 夏場に冷やしトンコツを発表。未食だが、冷やし関連のムックに載ったらしい。お昼時には多少混むようだが、はて??
博多龍龍軒@水道橋 特徴; 豚・細
定休日     時間    
最寄駅 JR水道橋2分 住 所 千代田区三崎町2-17-?
【ラーメン¥500】
 確かに、龍龍軒の味はするんだけど、微妙なあんばいで、確実にまずい。お茶の水店と何が違うのだろう。お茶の水店をリトライすべきだろうが、本当においしくなかった。場所などの詳細も含め、暫くしたら更新します。う〜ん。
ふくちゃん@水道橋 特徴; 豚醤・背(少々)・あ・細・似非博多
定休日     時間 11:30-14:00/19:00-2:00
最寄駅 JR水道橋4分 住 所 千代田区三崎町2-1
【博多ラーメン¥510(替130)】
 バリバリの博多ラーメンFC。でも中身は、東京豚骨ラーメン。確かに麺は細いが、長浜ラーメンの良店や、例えば一風堂などと比べても、だい〜ぶ劣る。
 肝心のスープも醤油ダレの味が強く、豚骨の風味も糞もない。濃度としてはかなり薄い。タレの味で、なんとかカバーか。でも、麺とスープのバランスを考えると悪くはない。博多ラーメンという概念を置いておけば、そうまずいものではない。細目のストレート麺の、あっさり豚醤背脂ラーメンと考えれば、そこそこのもんですよ。でもこれで博多ラーメンはJAROもの。チャーシューまず過ぎ!
博多おーじゃん・おーじゃんじゃん 特徴; 豚醤・背
定休日 無休 時間 11:00-深夜
最寄駅 半蔵門線・都営新宿線神保町4分 住 所 千代田区神保町1-32
【ラーメン¥380】
 龍龍軒の枝分かれの一形態。このページでも再三述べているように、東京御茶ノ水本店以外の龍龍軒の出来の悪さは個人的に誠に遺憾に思っているのだが、その上でこのようなFC展開が図られるという不安は見事的中。とにかく薄い。出来立ての店で、薄味じゃないのに薄くなっているというのはもう……悲しいよ。
 久々に鹹水臭い(ていうんだよね、こういうの)麺でゲンナリ。チャーシューも硬くて薄くて臭い。店内は木目調でレトロっぽくしていて、最近ありそうな旨そうな店に見えなくもないところがくせ者。これ、博多ラーメン?? 回転早々に行ってコレ。ちなみに下北沢と駿河台にもあります。
寶龍 特徴; み/醤・和歌山?・新潟?
定休日      時間 ?-15:00/18:00-?
最寄駅 半蔵門線・都営新宿線神保町6分 住 所 千代田区神田神保町2-46
 札幌で展開する味噌ラーメンの東京支店。東京にもいくつか有るが、この神保町店だけのしかたべてないのでその範囲のことになるが、普通においしい味噌ラーメン。この一言。
 自分自身、味噌経験が極端に少ないので、微妙な差異に関しては述べられないが、もやしもボイルされていて好みだし、チャーシューも悪くない。麺の製麺所までは分からなかったが、少々黄色みがかったゆで上がると透明度のあるもの。ちょっと依ってみるには悪くないのではないでしょうか。
 最近、白山通りにはなぜか「和歌山ラーメン」と書かれた看板が。北海道ラーメンじゃなかったの?? 未確認。謎です。
後日談
 新潟ラーメンも始めたようです。謎。(^_^;)
伊峡 特徴; 醤・あ
定休日 日曜・祝日 時間 11:00-15:00/16:00-19:00
最寄駅 半蔵門線・都営新宿線神保町3分 住 所 千代田区神田神保町1-4
【ラーメン¥380】
 老舗の安価なラーメン屋。神田という地に似合う佇まい。それはラーメンを380円で提供するという姿勢からも伺える。が、僕はちょっとあまりコクのない、薄めのラーメンという印象しか受けなかった。
 鼻を近づけるとかすかに、鰹だろうか、ダシの臭いはする。ただ、だしの素っぽくもある(ちがったらすみません)。名前の割になぁ〜んだ、値段の割には妥当かな、という感じ。
 ただ、妙に惹かれるものはある。おいしいとは思えないけど、妙に惹かれる味。リピートはないと思いつつも、もしやという疑いも否定できない。う〜む。
麺匠一六堂 特徴; 豚醤・あ/こ・閉店
定休日 無休 時間 11:00-0:00
最寄駅 各線神保町3分 住 所 千代田区神田神保町1-19
【表麺匠】02.12/11
 すずらん通り沿いに先ほどOPENした地下1階の店。木目調の小洒落た内外装で、昨今のムーヴメントを意識したよくある造り。正直飽きた感はあるが、故にFC臭さが漂う。メニューは基本の2種。表と呼ばれるあっさり味と、裏のこってり味。裏は背脂で濃厚且つ食べやすく仕上げられているらしい。この日は、鶏と豚のダシの表をいただいた。
 出てきたものには微量ながら背脂が伺えた。焦がしネギともやし、白い平麺と、見た目はちゃぶ屋に似ている。しかしダシの出が悪いのか、旨みが食べながら最後までついぞ感じられなかった。とろとろのチャーシューから出る脂で、最後の方は少し甘みが出たが、うまいとかまずいではなく、素っ気無いという印象を受けた。具は悪くないし、よくリサーチされてるなぁと寧ろ感心してしまった。
福のれん@神田錦町 特徴; 豚・細・博多?
定休日     時間    
最寄駅 都営新宿線小川町3分 住 所 千代田区神田錦町1-14-3
【らあめん¥600】
 赤のれんのFC版と聞いて多少は期待していたものの、所詮FCというか、そば屋の東京ラーメンと東京ラーメン専門店との違いにも似た(駅の立ち食い支那そばと田々の違いとでもいうか)、東京でも食べられるようになった良質の九州ラーメンとは確実にレベルの差を感じさせる。やはり一風堂金太郎はレベルの高いと、いまさらながらに痛感させられる。
 でも、だからといってまずいわけじゃない。博多ラーメンを謳う多くのFCと比べると、細平麺で個性がある(腰がなさ過ぎでもろいのが難だが)。スープも頑張ってこってりさを出そうとはしている。が、やはり博多ラーメンは豚骨の濃度とコクが命だから、背脂の効果もあって、やはり豚醤の印象が強い。きっちりと時間をかけて豚ガラからとるスープじゃないとおいしい九州ラーメンにはならないね。
じゃんがらラーメン@秋葉原 特徴;
定休日 無休 時間 11:00-23:00
最寄駅 JR秋葉原5分 住 所 千代田区外神田3-11-6
【じゃんがららあめん¥510】
 まずくない。それだけ。というのは、なんにしても疑問の多い店だからだ。九州スタイルではあるがオリジナルな太めの麺と、甘味のある淡いスープ。これ、見た目の割に麺も面白みないし、スープははっきり言って薄い。旨いと評判の角煮もイマイチ(角煮のタレとスープがばらばら)。なのに絶えない行列。
 思うに、あまりおいしいラーメン屋を知らない人が知ったかぶりの口コミで集まっているだけなんじゃないかと。角煮にしろ、旨いラーメン店いくつもあるし、ちょっとした飲み屋の角煮の方が全然トロトロとしていておいしい。ま、自分には用のない店。勝手に並んでてください。

追悼!閉店してしまったラーメン屋
いすゞ 特徴; 醤・あ・移転→閉店
定休日 無休 時間 6:00-20:00
最寄駅 JR秋葉原0分 住 所 千代田区神田佐久間町1-17
【ラーメン¥450】
 秋葉原駅電気街口前という場所柄か、あえて避けてしまっていた。こう避けてばかりもいられないので、水曜日のサービスデー(350円)を狙って食べてみたが、これが、あーた。結構うまい。
 普通の醤油ラーメンだが、結構味わい深いスープで、キチンとだしも効いてる。特に麺がよくて、多加水で弾力のある麺だが、伸びずにおいしく食べきれる。いい評判聞かない割に、山本益博がなんで紹介しているのか不思議だったが、合点がいった気がした(ま、マスはマスだから)。
 それにしても自分の手元にある最も古い本の時(味のグランプリ82年)から50円しか値上げしてないのがすごい。
おもだかや 特徴; 醤・新潟・一時休業中
1号店
定休日 日曜・祝日 時 間 11:15〜21:30
最寄駅 半蔵門線・都営新宿線神保町3分 住 所 千代田区神田神保町1-30
2号店
定休日 日曜・祝日/第2・4土曜 時 間 11:15-23:00時
最寄駅 神保町7分/水道橋5分 住 所 千代田区神田神保町1-48
【支那そば¥520】
 新潟ラーメンと聞いてイマイチ、ピンと来ないでいたが、支那そばの看板に偽り無し。出てきたのはおいしい支那そばでした。それもここオリジナルという感じて、独特の風味。
 煮干し、さば節、飛魚の煮干しなどを用いてるそうだが、なるほど、嫌みじゃない程度に魚介系のダシがキいている(旭川のそれとは全く違うベクトルかな)。ある意味濃厚で、仄かに甘味もある。ちょっとしょっぱ目だけど、風味が生きていて、気持ち太く感じる麺との相性もいい。
 気楽に入ったのに、まさかこんなにおいしいラーメンが食べられるとは思ってもみなかった。有名店だけど、大収穫! ただ、個人的には2号店の方が好き。なんだか、スープがマイルドで、柔らかめの麺との相性がいい気がする。多分気のせいだけど、僕の好み。
めんめん@水道橋 特徴; 醤・あ・無化調
定休日     時間    
最寄駅 JR水道橋4分 住 所 千代田区三崎町1-1
【ふつうのらーめん¥580】
 末広町の、現「玄」と同じFC店。あまり知られてないけど、めんめんってFCなんですねぇ。無化調でFCとは珍しい。
 だけど、麺は適度にコシが有るがねっちゃりとして、いうほどおいしくない。スープも一味足りない感じ。でも無化調だからというわけではないと思う。無化調でも「もう一味!」なんて思わない店(武蔵、支那そばや@三軒茶屋など)あるのだから。
 要は店の出す味がこれで100%ならば、自分とはあわなかったというだけのこと。でもそれは過度の無化調への意識の所為で、ある程度のレベルはクリアしているのではないかと。これは、中でも独自の展開を図る玄@末広町に赴く必要がありますな。
めん坊 特徴; 醤・背脂・閉店→葵
定休日     時間    
最寄駅 JR水道橋2分 住 所 千代田区三崎町2-21-?
【らーめん¥600】
 甘めのスープの香月タイプ。嫌いじゃないが、インパクトに欠け、リピートはちと厳しいかと。でも嫌いじゃないです。葵というお店になりました。
麺や 特徴; 醤・背脂
定休日 日曜 時間 11:30〜売り切れ
最寄駅 JR水道橋2分 住 所 千代田区三崎町2-21-?
【らーめん¥600】02.09/17
 以前ここにはめん坊というラーメン屋があったが、どうやら最近このお店になったようです。以前は背脂でも香月よりのダシが弱いタイプだったが、魚介系のテイストも感じられる、少々重みのあるスープで、濃厚ではないにせよ、甘みのある個性を打ち出しだものになっている。これだったら背脂いらないかな、と思わせるもの。背脂は申し訳程度の甘み増しに乗っています。
 麺は平めの白っぽいもので、これが結構いい感じに食感もある。居抜きなのか名前を変えただけなのかわからないが、なんにせよこちらとしては興味深い方法へ向かってくれて嬉しいかぎり。
一惠 特徴; 醤・西山・潰!→恵矢
定休日 日曜 時間 11:00-21:00
最寄駅 JR水道橋4分 住 所 千代田区猿楽町2-6
【ラーメン¥650】
 西山ラーメンを使っているが、どちらかといえば旭川ラーメン。魚介系の風味はしないが、多少脂で粘り気のある、こってり系の醤油ラーメンといったところか。スープ自体がそんなに濃厚ではないため、西山ラーメンがボソボソッとしてしまう。スープと麺のバランスはいいとは言えないが、決して悪いスープじゃない。多少の濃い味でしつこさのある醤油ラーメンということでは、なかなかではないかと。といいながら、半年を待たず、リベンジも果たさず閉店。
大五 特徴; 醤/塩・あ・潰!
定休日 日曜 時間 11:00-21:00
最寄駅 半蔵門線・都営新宿線神保町1分 住 所 千代田区神田神保町1-6
【出し割正油ラーメン¥650】
 新店(01/12/9現在)らしく、紺地に白地で店名をアピール。地下に白と木目を基調とした店づくり。鰹を謳っているし、かなり昨今の流行を意識しているのかと思い気や……出てきたのはインパクトに欠く東京ラーメンというやつ。「鰹出し半割、あっさりコクウマ」という文句に心おどってしまった自分が哀しい。
 甘みはあるが、それがダシから出ているものなのか、既成のタレからか、食べ進むに連れてわからなくなる。それ程に缶からの醤油に似た味。自分の判断力のなさで、もしかしたら非常に恥ずかしい発言をしているのかもしれないが、にしても麺がへニャへニャなのはハッキリいえる。おまけにチャーシューは硬くて臭い。
 別に特段酷いラーメンでもないのだが、値段を考えても、正直疑問。食べる前は鰹出し四六割という鴨塩ラーメンがかなり気になったが、もう試す気力もない。でも、まぁこんなに悪くいうほどのラーメンではないです。はい。
和歌山ラーメン丸高 特徴; 醤・和
定休日 無休 時間 11:00-14:30/16:30-5:00
最寄駅 JR・営団神田3分 住 所 千代田区鍛冶町1-6-2
【中華そば¥650】
 和歌山ラーメンの老舗が出した東京の支店第一号という触れ込みだが、和歌山ラーメンブームに乗ろうとしてえらいものつくっちゃったっていう感じ。見た目は薄切りチャーシューにナルトがのる和歌山スタイル。麺も細目のストレート。出てきた瞬間は期待の度合いが高まる。
 スープを一口すすると、醤油にほのかにとんこつの風味が感じられて、薄いけどこれは!?と思い、かき混ぜて底の方から掬って食べて・・・後悔。コショウ強い。辛い。麺はそこそこだが、スープは乳化しておらず、飲めば飲むほど辛くなるばかり。チャーシューも薄いだけで、しかも薬臭い。最近完食率が高かったが、流石にこれは。
 特別まずいというわけではないが、下手な町のラーメン屋で塩辛いラーメン食べさせられた気分。本店を食べたことはないが、これまで食べた和歌山ラーメンから薄めのものを加味して想像しても、これでは暖簾を汚すだけじゃないかと。近くの鬼に行けばよかった。