【小(アブラ・ニンニク少し)\550】04.10/6
浅草橋というと買出しに出るエリアなので、交通の便が悪い割りに足を向ける率が高い。なのにこれといったラーメン店がなくしょげていたところ、二郎関連店が出来た。これは渡りに船(?)。
格好や顔は勢いがあるものの、ガタイが二郎っぽくない店主に、奥さんのようなフロア担当で切り盛り。食券がないのは最近二郎系ではめずらしい。でも、呪文は不必要。完成前にトッピングを聞いてくれます。
品川・虎ノ門出身ということで、スープの濃度には期待はしていなかったものの、なかなかの勢い。なんせ、臭いが二郎。店内には充満していないが、丼から立ち込める刺激臭は久々に嗅いだ気がする。実は今回で二度目だが、前回オープン間もない頃より醤油がきつくなった。醤油がきついのは、たまたまかもしれないが、たまたまではないと確実にいえるのは麺。明らかに太くなった。ごわっとした食感は堀切系に近い。しかし粉っぽさは思ったほどなく、かといって重すぎず、ワシャワシャと顎を疲れさせるでもなく完食できる按配。
欲を言えば、ダシをもうちょっと出してもらって、麺自体の味をはっきりさせて欲しいが、それを言ったら抜群の二郎になってしまう。傍系としてはいい線いってるんじゃなかろうかと。少なくとも進化しているのは評価に値する。
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