松戸

 =しょうゆ =みそ =とんこつ =あっさり =こってり =細麺 =太麺

 
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決定!松戸の1オシ!!ラーメン
味処 むさし野 特徴; 醤/塩
定休日 日曜日 時 間 18:00〜23:30頃
最寄駅 松戸1.5km/上本郷1.2km 住 所 松戸市松戸新田133-4
【つけそば¥750】04.11/17
 徒歩ではちと厳しい距離、しかも夜営業で日曜休みとなると、遠征組みにはかなりの難関。実際3年越しとなった。
 噂どおり、知らなければ通り過ぎてしまう、いや知っていても車では確実に見落とす外観。シックといえば聞こえがいいが、単純にライトアップする物自体が少ない。開店してても、「平打ち手もみ麺」などと書かれた小さな看板に小さなライトが灯るだけ。しかし、開店と同時にスタンバっていたらしい家族連れが車からでてくる(開店を車内で待つというのは千葉では本当によく見る)。平日でも開店まもなくで満席となるのだから、人気の程が伺える。
 人気の店だからといってこってりたラーメンというわけではなのは、今更断るべきことではないのだが、それにしても子供が食べて美味しいと思えるのか、甚だ疑問なほどの味付け。味が薄いわけではないのだが、ダシ中心の味の構築の仕方で、酢や辛子、一味などのアクセント付けは大人でも好みが分かれそう。こう書くと飲み屋のつまみのようだが、出てくるお冷は、大きな冷えたビンから猪口で飲む。
 つけめんは魚系のダシが相当に前に出ている。煮干メインだろうか、苦味がある。といっても焦げた苦味ではないのだが、下手するとエグイだけになりやすいレベルでうまく処理している。わからないところでタレや調味料のバランスを測っているのだろう。動物系ダシは印象として薄いが、脇役的に魚系をグッと引き出している。決してタレが薄いわけではないのだが、香味溢れる苦味の勢いにいい感じに塩分が利いている。方法論としては塩ダレに近い醤油ダレの使い方をしているんじゃなかろうか。
 具材もメンマは変な味付けはしていないし、ほうれん草も食感がよく水っぽくない。チャーシューはホロリととろけるタイプで臭みは当然ない。こういった下処理のよさがつけ汁にも反映されているように思う。
 ただ、贅沢を言えば、もう少し麺は一考の余地はあるのではないだろうか。平打ちで太めの白い麺で、みずみずしいツルンとした食感はいいのだが、旨みそのものが弱い。麺自体がおいしい領域に行けば、高レベル店ひしめく松戸エリアでぶっちぎり状態だろう。ということは、現状でも頭一つ抜きん出ている。店の考え方が見事に味に反映されている。まさに丁寧な仕事の賜物でしょう。季節限定メニューが出るときもあるようなので、近くの人が本当に羨ましい!

ここにも!千葉に是非よって食べたいラーメン
中華そばまるき 特徴; 醤・太
定休日 水曜日(祝翌日休) 時 間 11:00〜14:00/18:00〜23:00、日祝12:00〜20:00
最寄駅 JR常磐線松戸10分 住 所 松戸市小根本51-2
【つけ麺大¥800】01.11/18
 松戸市役所の方々は本当に幸せである。柏の大勝という永福町系の大勝軒の流れを汲む店があるのだが、ここはそこ出身。というと節系の効いた量の多いラーメンを想像するが、こういってよければ、丸長系大勝軒を意識したかのようなアプローチを試みているという印象を受けた。というのも、単につけ麺をメニューにしているからではない。
 麺は白く中太でほぼストレート。加水率はやや高めで、プリッとはしていないまでも気持ち良く咽を通る。こういう提供の仕方が、永福町系とは明らかなベクトルの違いを感じる。柏のお店が未食なのでその辺の推移が想像できないが、スープは甘みはあまりなく、少々しおっからさが気になるが、ボディをふくよかにしつつもしつこくないラードがまろやかさを与え、ここならではのスープを仕上げている。決してダシは濃厚とはいえないが、エッジの効いた煮干しと鰹節のダシ、そしてあまりある風味が鼻孔をくすぐり、更にスープ割りで(ちょっと熱すぎるが(^_^;)最後の一滴まで堪能させてくれる。大盛りは1.5玉と2玉が選べるのが嬉しい。健康優良な成人男性なら2玉がオススメ。
 店もこざっぱりとまとまっているし、接客も丁寧。郊外にこういう店が増えていく傾向はこれからも続きそうな気がした。
【つけ麺・中(柚子入り)¥800】04.11/18
 久々に赴くと芳醇な煮干の香りで迎えてくれる。もうこれだけで顔がほころんでしまう。しばらく来ないうちに、つけめん/らーめん共に中盛・大盛ができていた。デフォルト150gで、1.5玉、2玉と増えていく。季節柄、柚子のトッピングができるということで、もちろんオーダー。オヤジさん、なんだかラーメン屋らしいガタイのよさになった気がする。
 この日はことさらに魚系ダシがよく出ていた気がした。すするそばから鼻腔をついてくる。いろいろブレンドされているのだろうが、煮干の酸というか、キツさが動物系と相まって、しっかりとして勢いのある苦みをキープしながら、奥に甘さをたたえている。スープ割の際にみると、大分白濁している。
 あいかわらずチャーシューも柔らかく、文句なし・・・といいたいところだが、麺が悪い意味でなく柔らかいので、食べ易すぎて、体調のいいときなどは中盛でも並盛のように感じてしまう。確かに密度のあるとはいい難い麺なので、そこを推し量って食券を選ばないといけない。ただ、大300gで850円になってしまうのはどうか。このつけ汁にこの麺はあっているが、この値段という感じはしない麺であることも確かだ。もう少し素材感のある自家製麺ででもあったら、なにも文句などないのだが。
 ともあれ、しっかりとしているのに、明日も食べたくなるような常習性のある味であることは高く評価したい。チャーハンも評判ということで、次はつけ麺小とチャーハン小(300円)で頼んでみようか。今回も松戸市役所員がうらやましくなってしまう一杯でした。
大黒屋本舗 特徴; 豚醤・太・こ・昼大勝軒似/夜二郎似
定休日 水曜日 時 間 11:00〜14:30/17:30〜20:30
最寄駅 松戸5分 住 所 松戸市松戸1339
【大黒醤麺並盛¥800】04.12/8
 この店があった場所には以前、「奥村屋」という人気の行列店があった。諸般の事情から惜しまれつつ店を閉めたが、プレッシャーのかかるそなんな跡地に、高橋こうじグループがなぐりこみをかけてきた。
 茨城や千葉で最近勢力を伸ばしており、たどれば、全国区の超有名店「東池袋大勝軒」につながるつけ麺を提供している。総本山が佐貫にあり、佐貫大勝軒スタイルともいうべき、挽肉を入れた甘みの主張の激しいつけ汁でファンを増やしている。このグループはこの大勝軒の味とは別に、ラーメン二郎味でも展開しており、角ふじというブランドを持っている。
 この店は、なんとこの2つの味が味わえる店なのだ。昼は大勝軒味、夜は二郎味といった具合。写真は夜の部の大黒醤麺。桜海老と辛めの醤が入ったこの店オリジナルのメニューで、ゴワゴワとした粉の感じがたまらない極太麺と醤で辛いながらも甘みがしっかりとしたダシのスープ。並200gも二郎では少な目ながら、これはなかなかの満足感があった。
 西口に本物の二郎があるのに、こういう勝負に出て、しかも独自の味というのが実に好感が持てる。これから新作も出てくるのだろうか? 大いに期待したい。
博多長浜ラーメン 福福 特徴; 豚・細・こ
定休日 無休 時 間 11:30〜14:30/18:00〜01:00、日祝11:00〜22:00
最寄駅 JR常磐線松戸4分 住 所 松戸市本町16-5
【ラーメンハリガネ¥600(替120)】
 ここ数年でだいぶ田中商店出身のお店が増えてきた。フルボディの長浜ラーメンがこうして増えてくれのは本当にうれしいが、そもそもの前身である金太郎が全滅した今、世代交代という4文字が脳裏をよぎる。
 店の外にいてもかなり臭うことからもわかるように、もう紛れもない長浜ラーメン。ハリガネにした麺も期待通りのボソボソ。もっと粉っぽくてもいいくらい。スープは適度に粘度があり、田中商店譲りのやわらかいチャーシューとの相性もいい。あまりに基本に忠実な長浜ラーメンで、あまり書くことがなくなってしまった。(^_^;)
 大塚のぼたんにしても、これだけ駅から近い立地で長浜ラーメンを提供していること自体驚きだが、ブンブン豚臭を発しているのだから「ありねぇー」。しかし、どこでもとはいかないまでも、こうして本格的な豚骨が味わえる喜び半面、店ごとの特異性ということがどうにも気になってしまうのは杞憂だろうか?
【ラーメンハリガネ¥600】04.11/17
 この日は昼営業に食べたのだが、若干スープがゆるかった。長浜ラーメンはぶれるのであまり気にしない。といってもやはり気にはなる。というのも、日祝は通し営業になったそう。今日のようなゆるい日が長引かないことを願う。

LOVE・・・さりげなく、極個人的に好きなラーメン
らーめんひがし 特徴; 醤・太
定休日 水曜日 時 間 11:30〜15:00/18:00〜23:00、土日11:30〜15:00/18:00〜22:00
最寄駅 JR常磐線馬橋6分 住 所 松戸市西馬橋蔵元町147
【しょうゆらーめん¥480】02.2/2
 夜になると本当にこの辺りは暗い。駅から歩くと、ホームセンターのマツモトキヨシ(さすがおひざ元!)を過ぎると急に暗くなる。大して歩いていなくとも、本当にラーメン屋があるのかしらん?と不安になり、みつけてもその郊外の中華屋然としたプレハブチックな(失礼)佇まいに不安になる。
 しかしである、500円しないラーメンに、斯も芳純な香りが漂うとは誰が予測しただろうか。前評判など店に着く前に霧散してしまったが、ラーメンが出てきて記憶が戻り、一口啜るとそれは現実として起立するのだった。香ばしくもある表面を覆う、ねっとりとしつつもライトでヘルシーなラードの下から、エッジの効いた強烈な煮干し・カツオの香りが強襲。もっちりとした手づくり風の太麺がスープを共に口に運んでくれる。タレはややもったりとした醤油で正直最後は飽きるが、生姜の切れがあるので、ボディが強くとももたれない。チャーシューも肉!というかんじで、食感が確実にあるものの柔らかく、満足度が高い。昨今の郊外ではなにが怒るか分からない。このスリルがたまらなくいい!
 そして、近くに小さな、自分のところで手の届く範囲で手づくりでやってます的なケーキ屋があるのだが、こういう店こそ、デパ地下ではなく今注目すべきなのだ。帰りにデザートなんぞ買った日には、もう!

まだまだある。町のラーメン屋さん
ラーメン二郎松戸駅前店 特徴; 豚醤・太・こ
定休日 月曜・祝日 時 間 11:30〜15:00/18:00〜21:00
最寄駅 松戸5分 住 所 松戸市本町17-21
【小麺少なめアブラニンニク¥550】
 京成大久保に次いで千葉に上陸した二郎。直系ということで嫌がおうにも期待は膨らみ、オープン当初は寄る営業開始1時間を待たずに閉店という状態が続き、二度ほどお預けをくらっている。しばらくしてリベンジを果たしたわけだが、オヤジ(兄ちゃん?)が強面でかなり勇気がいる。不安を抱きつつ夜営業開始1時間半ほどで5人待ちの状態で列へ。回転は良くはないがべらぼうに悪くもない。15分ほどで店内へ。ここで初めて店主の接客を見れたが、実際は腰の低い方で一安心。
 噂どおりデフォでかなりの量。250gは確実にありそう。野菜は柔らかめながらデフォでも量があるので食べ手があった。スープはあまり乳化しておらず、ダシの甘みはあるものの、インパクトとして襲ってこない。麺も平らで粉っぽくなく、太めながら柔らかめで苦手なタイプ。
 豚は柔らかいし、全体としてバランスよくまとまってはいると思うが、カネシ(二郎独特の醤油ダレ)好きするタイプの二郎かと。カラメのオーダーでガッツリ食べるにはいいかもしれないが、個人的には乳化するほどのダシの甘さが前に出ていて、ボソボソの粉っぽい麺が好みなので、量が多めの分、少なめで腹9分目で救われた。周りはデフォで相当苦戦しているようで、みな顔色が悪く、これが回転を悪くしているようだ。でもこれも含め、この店は二郎というものを千葉の土地で体現しているとは思う。うん。
あさひ 特徴; 醤/塩/み
定休日 月曜日 時 間 18:00〜01:00、日12:00〜20:00
最寄駅 新松戸/幸谷2分 住 所 松戸市幸谷460-6
【つけめん¥680】02.12/8
 郊外の駅周辺のプレハブスナック的なテンションの店(正直わかりずらい)。暖簾には旭川製麺と染め抜かれている。
 醤油ラーメンは低加水の旭川ラーメンの麺らしいが、つけめんは白くて縮れた中太麺。麺の側に具材が盛られているタイプ。つけダレは塩ダレで、タレが前面に出た勢いのあるもの。且つ甘みも一役買って、なかなかのバランス。仄かに魚介系の香りが鼻孔をつき、実に食欲をそそる。もっとマニアックに魚介が出ている方が好みだが、どうも客層をふまえた配慮らしい。
 しかし、このつけダレの割には……という麺。正直、最後の方はふにゃふにゃのダルダルで、相当につらい。食べててだるくなる。具材の仕事も丁寧で、御夫婦で屋台のような調理場で仕事される様もほほ笑ましいのに、つけめんで、麺がこれじゃ。低加水麺のラーメンを最初に食べるべきだったかも。でも、これは期待を込めて苦言をいいたい。つけめんの麺をなんとかしてください! そうすれば、すごく面白い店になると思うし、魚介ダシもマニアックにしても店はやっていけるようになるんじゃないかなぁと。
 いまのところ、酔客が多いのは仕様がないし、応援したいので、是非とも頑張っていただきたい。

うおてんラーメン@松戸 特徴; 醤・あ
定休日 月曜日 時 間 11:00〜14:00/17:00〜00:00
最寄駅 JR常磐線松戸3分 住 所 松戸市松戸1240-3
【醤油のうおてんラーメン¥550】
 お腹の不調でイトーヨーカドーでトイレを借りて、さあ奥村屋!と出た際みつけた店。店から漂う魚介系ダシの臭いにかなり魅かれたので入ることに。佇まいは木目調の今風でそそる。店内は妙に狭く、カウンターのみ。メニューの名前も注文に困る。
 で、出てきたラーメンは臭いOK。でもナルトが気になる……嫌な予感的中で、チャーシューが臭い。気にならない人には気にならないだろうが、自分が一番敏感な部分。スープはコクはないもののダシはきいているし、開花楼の縮れ麺も悪くないが、全体的にチープな感じで、550円という今どきにしては安いと思われるようになってしまった値段も、高くすら感じる。
 異業種からの転身の第一弾だそうで、無添加ラーメンは結構だが、ならではのインパクトを、はっきりとした無化調なりの旨みを全面に押しだして欲しいかなと。

追悼!閉店してしまったラーメン屋
元祖一条流がんこ十三代目 特徴; 醤/塩・がんこ 閉店
定休日 月・火曜日/出来悪い休 時 間 11:30〜14:00/17:30〜22:30、土日祝11:30〜15:00/17:30〜22:00
最寄駅 JR常磐線松戸 住 所 松戸市二十世紀が丘萩町161
【塩こがしねぎ¥700】
 ログハウス風のがんこらしくない佇まいに骨がぶらり。ここは千葉北西部の住宅街。町歩きにしては建て売り的なプリセットされた町で面白くないが、こういうところにぽつりとがんこができるあたり時代なのか。しかも日曜営業と地域住民をターゲットにしている(せざるを得ないか…)のも珍しい。
 で、がんこといえば焦がしネギというくらい代名詞になった感もあるが、一六代目しか食べたことないのでそれと比べれば、明らかにレベル低。あ、あっちはカリカリねぎか。でもカリカリ感というか、香ばしさ・食感はあきらかに16代が好みだしクリア。でもまあ充分旨かろうと箸をすすめるが、塩の魚介系のスープもちょっと魚臭さが気になるし、昨今の優良塩ラーメン店とどうしても比べてしまう。ダシの濃厚さ、風味が塩ならではの活かされた圧倒感をやはり塩を食べるのなら感じたい。
 やはりがんこはニガテだなぁという意味のないレビューになってしまったが、塩分は控えめで、がんこの一つのヴァリエーションとして試すには充分だし、がんこ好きもこれはこれで楽しめるかと。
13湯麺HIDE 特徴; 醤/塩・あ・自家製麺 ⇒兎に角
定休日 不定休 時 間 11:30〜14:30/17:30〜23:00
最寄駅 松戸5分 住 所 松戸市根本472-5
【湯麺¥400、バラ煮¥400】03.8/23
 あの湯麺がさらに近づいた!・・・と思ったのだが、まぁいろいろありました。人間、横着はいかんもんです。
 本店でレクチャーを受け、同じ麺を使うという立石のリンリンで期待もむなしく撃沈し、今度はちゃんとした暖簾分けということで、ある程度の湯麺としてのレベルはクリアできていたし(あの湯麺と言える許容範囲)、更なる独自路線をはかるという意味でも評価はしたい。でもやはり、あの多層的な幻惑のスープを期待してしまうわけですよ。あの味を知っている一介のファンには。
 前情報として入ってきていたが、魚介ダシがブレンドされているということ。これは逆に期待していたのだが、魚介云々というよりも、タレがたちすぎている印象がぬぐえない。その醤油タレの強さを助長するかのように魚介ダシが効いているから、いわゆる湯麺独特のふくよかさが感じられない。塩湯麺もあったから、そちらのほうがよかったかもしれない。
 この店はトッピングは湯麺の上に盛る。そんな愚の骨頂は許せるわけもなく、バラ煮は別皿にしてもらったが、ここにはトッピングとおつまみという2つの概念が存在しており、いわゆる13湯麺でのサイドメニューに当たる品はおつまみに該当する。湯麺ルールを知らなければ、この店のシステムはわかりやすいのかもしれないが、こちらは13湯麺だという認識できているので、とてもややこしい。それでも、トッピングの分量のものを別皿に出来るということでしてもらったからかもしれないが、バラ煮は小振りで、しかも作り置きらしくべとつき、硬い。おつまみで注文すれば柔らかくて大きいのが出てくるのかもしれないが、にしてもこれでは13湯麺に来た意味が危ぶまれる。
 ともあれ、これはこれとして、独自の味を提供していると思う。良い評価も耳にするので、一度おためしあれ。
和風らーめん専門店夢館@新松戸 特徴; 醤・あ 閉店
定休日 木曜日 時 間 11:30〜00:00
最寄駅 JR常磐線新松戸 住 所 松戸市新松戸3-420-2
【らーめん小¥600】02.4/8
 煮干しをメインとした魚介系のダシの香りが店に近づくと強烈に鼻孔をくすぐる。相当にそそられる臭いだが、店内に入ると直ぐに慣れてしまう。
 どうもこのダシは茹で湯にもはいっているらしい。確かに無化調でもしっかりした味のラーメンを提供しているし、分量によって細かく価格設定されているのもユーザーフレンドリーだろう。味玉もスープを濁さない程度の半熟具合で黄身もコクがある。評判のミニチャーシュー丼も切り落としのチャーシューがジューシーでタレとご飯の相性もいい。
 こう書くと実に優等生のラーメンというかんじするが、実際優等生過ぎて面白みに欠くのもまた事実。こうした無化調でそれなりのレベルで支店展開する店が増えている中、以前と比べれば確かに素晴らしいクオリティということになるだろうが、正直、多くの優良店の中で埋没してしまいそうな味、という印象を受けてならない。もう少し福よかな動物系をもう少し効かせたスープに自家製多加水麺でつけ麺など供してくれたらおもしろいことになりそうな予感がしなくもない魚系スープでした。
 個人的にはもう少し大人しい感じのお店がいいかなと。無化調=清潔感=女性も入りやすい=威勢がいい、なんて公式を踏襲しすぎ??
【閉店】
閉店し、その後、05.4/15より二郎インスパイア系の「山勝 角ふじ」が入った模様。着々と増殖し続ける高橋こうじグループ。味のレベルが高いところでキープされているので、こういう増殖は歓迎したい。東京東部にもはみ出してこないかなぁ。

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