市川

 =しょうゆ =みそ =とんこつ =あっさり =こってり =細麺 =太麺

 
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決定!市川の1オシ!!ラーメン
麺工房まごころ 特徴;
定休日 日曜日 時 間 11:00〜15:00/17:00〜21:00
最寄駅 本八幡/京成八幡4分 住 所 市川市八幡2-1-14
【らーめん¥500】02.2/25
 このレポをUPするまでにもう3度ほどいっているのだが、思い返すだに涙が出てきそうになる。自分でも馬鹿じゃないかと思うのだが、切に多くの方にここまで食べて欲しいと思った店は正直ここが初めてだ。
 しっとりとしたキメの細かい平めで硬めの中太麺に、ジンワリと効いた動物系のガラ系と鼻孔を着くが物腰の柔らかい風味の煮干しと鰹節の節系とのダシがソフトに絡んで、なんとも滋味深いまろやかさが口いっぱいに広がる。チャーシューも赤身部分が柔らかく処理されていて、肉の旨みが有りながらもサラリとしていてなんとも奥ゆかしい。メンマもネギも嫌みが全くない。
 こんな風に書けばいくらでも述べられるが、この清貧とでもいおうか、飾りのないこのラーメンを覆う独特の雰囲気はボクだけが感じ取っているものなのだろうか。まるで円熟しつつも清貧なる妖艶さをこういってよければ貧相なまでに押さえ込んだ実力派女優のようなラーメンなのだ。その一歩引いたような滋味深さに、ボクはいまだにわんたんめんを頼めずにいる。食べたなら絶対にはまるに決まっている。でもでも、その前面に出るような部分が強化されるまごころのラーメンに出会うことに恐れすら感じてしまうのだ。
 場所も市川市役所脇の私道のような細い路地でつつましさこの上ない。実に地味。店主も喜の優しそうな物腰の柔らかいタイプで、決して我を通して金や名誉に邁進するタイプには見えない。この押しの弱そうな感じが自分はとても愛おしく思う。故に原価率が4割を超えてしまうこともあるのだろう。東京の繁華街ではなく、郊外の路地裏でひっそりと確かな仕事をする誠実な人間がいて、それを評価する人間がいること。今のラーメンブームの功罪の、これが功の部分だという気がしてならない。その意味でも、ラーメンという文化を知ってもらうために、こういう店、なかでもこのまごころのラーメンを、沢山の方に味わってもらいたいと本心から思うのだ。
特徴; 醤/塩/豚
定休日 月/第1・3火 時 間 11:00〜15:00/18:00〜19:00頃
最寄駅 本八幡16分/京成八幡13分 住 所 市川市南八幡2-4-17
【つけめん醤油¥800】02.8/15
 いやはや、一杯食べるだけにこんなに月日を費やしたのは久々である。とにかく駅から遠い。ふられると往復30分歩き通しなのだ。ふられフラレてほぼ毎月通っているうちに、土日の夜の分は無くなるし、会社が終わって急行しても売り切れ終い……はたして自分はここのラーメンを食べられることができるのか!?
 そんな矢先、世に言う盆休みに営業するとのことなので覚悟して行ってみるとなんと営業しているではないか!? 既に営業をにわかに信じられなくなっていたのだが、これが、ここまで待たせておいて期待せずにはいられないのに、その期待を上回る満足感……しびれたね。
 最初は気鋭のトンコツラーメン店で、デザートがかなり凄いという情報しかなかったが、食べられないでいるうちに、醤油、塩に加え、つけめんは始まるし、味噌の試作もできるしで、そのそれぞれが一工夫もふた工夫も凝らしたもの。この懐の深さはなんだ!? 頂いたつけめんのつけ汁も、つくるところを見ていると、脂はオリーブオイルのような(ナッツのオイルかな?)に、実際にナッツのようなもの(クルミ・アーモンド・カシューナッツ・マツノミなどを細かくしたものだそうです。)が入る、かなり異色の取り合わせ。しかし、これが色物に終わるのではなく、このラーメンに必要不可欠な素材として昇華されている、そのセンスは驚愕といっていい。
 ブレス鶏の動物系と魚介系のダシが相まって、口当たりの柔らかさがありつつも、非常にインパクトの強いスープができ上がっている。麺は太麺で、製麺所のものとは思えない素材感で、そのスープとのマッチングには感嘆しかもれない。そしてスープ割りだが、なんとブレス鶏とトンコツスープから選べるという贅沢ぶり。あまりに割る前のつけ汁のブレス鶏のスープが美味しかったので堪能するために鶏のスープにしたが、トンコツにすれば元のスープとの、鶏と豚の動物系Wスープとなる。これは慈海の楽しみにしておこう。
 そしてさらなる慈海の楽しみにデザートがある。この日はブランマンジェだった。これが実に丁寧につくられたという感じがひしひしと隣のオヤジの手元からも伝わってくる。ぜひ次こそは!!
【豚骨スープ割り/ブランマンジェ¥250】02.11/10
 この日はしょうゆのつけめんを豚骨スープで割ってもらった。白濁してはいるものの、臭みはなく、旨みエキスのみ、という表現が似合うほど、うまいことつけ汁と呼びあって、さらに奥行きをもったつけ汁へと誘う。これは鶏スープ割りよりも角が立たずマイルドになり、個人的には好みかも。
 で、デザートはこの日はキャラメルのブランマンジェ。噂のデザートを始めて口にしたが、口当たりがめちゃめちゃマイルド! きめが細かくも存在感がある。なのに軽い。なんなんだこれは!? 嫌に甘くならず、キャラメルの仄かな苦味がとてもアクセントとして効いている。これはラーメン屋のデザートの域を軽々と超えた! 神名備の杏仁豆腐に並ぶラーメン店2大デザートとしたい!!
【あさりと小柱のつけめん〜たけのこ・そら豆・新たまねぎ入り〜\850】03.5/23
 はじまりました月替わりの夜の部(って平日だけしか夜やってないじゃん)限定10食(シャッターじゃないと無理じゃん)メニュー。食えるわけねーと思っていたのですが、思わぬところで会社いかずに食べに行けることに。こんなイレギュラーなことってまずないので、食べてきました。
 5月はちょっと個人的には乗り気のしないタイトル。貝類はやはり臭みがあって苦手だし、空豆もあうとは思えない。でも、でも・・・菜を信じてオーダー。ボクはここだけは心底信じているんですよ。やはり今日も裏切られなかった。
 あさりのダシは香りも味もしっかり出ていて、臭みはみじんもない。まさに芳純。小さなたけのこと小柱のちょっとした歯ごたえがアクセントになっている。新タマネギは甘さを演出し、いちばん気になっていた空豆もこりこりとして適度な苦味もある。いやはや、麺が進む進む。箸が止まらない。前回4月の限定メニューがタレが薄いという意見が多かったからか、今回のは塩ダレがガツンときいている。これはこれで問題ないが、もう少し薄くても良かった気が。
 そういえば、前につけめんの麺が変わったという話を耳にしたことがあるが、このメニュー向けの特別チューンだったのかもしれないが、麺線が細く、柔らかめで麺自体の勢いが弱かった気が。スープを味わうためのものと捉えれば問題ないのだが、欲を言えば前のノーマルつけめんの麺が勢いがあって好きです。
 この日のブランマンジェは枇杷のブランマンジェ。ほのかな味付けなのでブランマンジェにはキャラメル系の方が合わせやすいんだろうが、これはこれとしてさすが菜というべき一品。料理というのは季節を楽しむという側面が強いが、今日日、しかもラーメン屋でその趣が味わえるとは。
【営業時間変更】05.6/1
 土日祝も夜営業を再開したようです。

ここにも!市川に是非よって食べたいラーメン
らあめん 特徴;
定休日 月/第1・3火曜日 時 間 11:30〜14:00/18:00〜22:30
最寄駅 営団東西線行徳 住 所 市川市新浜1-3-1
【つけ麺¥650】01.12/9
 ライト系豚骨というなかれ、その実は野菜の甘みとガラ系の甘みの融合した、嫌みのないスープに仕上がっているのだから。その兆候は既に店の外装からはじまっている。木を活かし、真っ白の提灯に葫の文字がまぶしい。常連さんの筆らしいが、なんとなく最近のラーメンを研究してそうな気配を感じてならない。清潔感のある店内で供されるラーメンに期待が高まる。
 正直、豚骨でつけ麺というのは想像しにくかったが、中太麺に複雑な甘みをもつそのスープが適度に絡み、なんとのいえない直感的な旨みがある。ガラ系の勢いのあるスープではなく、大人し目ではあるが、決してボディの弱さを感じさせない。この方向性に気づき、楽しめるかは個人差がわかれそうな味だが、丁寧な仕事から生み出される味は素直に称賛したい。その点は、スープ割りでより輪郭がはっきりするだろう。
 もやしの多さをよく指摘されるが、確かに特徴的ではないものの、合っていないとも思わず、気になることなく食べられた。
 つけ麺は店によって量がまちまちだが、1玉がふつうのラーメンの1玉の分量なので、オーダーの際に普通盛りでいいのか聞いてくれる。1.5玉の中盛りと2玉の大盛りがあると教えてくれるのは、なんともうれしい心配り。そんなところにこの店の味への正直さをみた。
和歌山風らーめんタンク 特徴;
定休日 月2回不定休 時 間 11:00〜15:00/18:00〜23:00
最寄駅 東西線行徳5分 住 所 市川市新浜1-10-5
【ラーメン¥600】03.12/13
 まっち棒・げんこつ屋・なりたけ等、様々の店で研鑽を詰まれた店主の店。常連を大切にするために住所を明かさないという半ば取材拒否店として評判になり、客の入り具合で営業時間が変化するとも聞いていたので、心して暖簾をくぐったが、最近では信頼できるところだけだろうが、住所もメディアに明かされるようになり、少々軟化したようだ。実際に店にいってみると、一見にも丁寧な対応で、いい意味で肩透かしを食らったが、なるほど、地元民ならこの居心地のよさを保持したいと思うだろう。
 ベースは和歌山ラーメンだが、修行先のイメージよりもだいぶマイルド。脂でボディを持たせるタイプではなく、独自的な重みのあるタレで他にない濃厚さを与えている。ある意味、平太周の方法論に近いかもしれないが、まったくの別物。満足度がありながら、脂で持たせてない分、途中で飽きたりもたれることはない。麺も気持ち太めのストレートで、チャーシューも薄めながらスープとのマッチングを考えた厚さでバランスがいい。
 和歌山ラーメンとしては量が多く、もたれないので食べられるのだが、サービスの半ライスをつけたりすると、結構ヘビーかもしれない。空腹のときや胃のキャパに自信のある方は、残ったスープにご飯を投入して食べるといいかも。少々接客がうるさく感じる方もいるだろうが、町のラーメン屋としての居心地はさぞバツグンなことだろう。

LOVE・・・さりげなく、極個人的に好きなラーメン
該当店無し

まだまだある。町のラーメン屋さん
和風ラーメンシャリ 特徴; 醤/塩/み
定休日 月曜日 時 間 11:30〜15:00/18:00〜00:00、日祝11:30〜22:00
最寄駅 JR総武線市川1分 住 所 市川市市川1-2-8
【つけめん】02.6/20
 駅から近く、こざっぱりした店なのだろうが、どうも寂しい。行った日が雨だったからだろうか客は自分一人。話し好きとみえて、丁寧な仕事をしながらも一言二言話しかけてくる。
 夏季限定というつけめんは麺の側に具が乗っているタイプで、しかもまるでお好み焼きかのように半分に青のりがかかっている! 中太の白っぽいストレート気味の麺も平凡だがつけ汁も悪くない(つけ汁は石焼きのような入れ物に出てきて焦るが、あつあつではなく持っても問題なし。重いけど)。でも青のりが個人的には邪魔で仕方ない。折角魚介系のダシが結構効いているのに。思ったほどマッチングは悪くはなかったけど、つけ汁がどうしても味わいにくい。スープ割してもどうしてもこれという個性は感じられなかった。青のりの与える心理的影響ははかりしれない??
 ちなみに7月からは冷やしもはじめるそうです(恒例らしい)。気さくなご主人だから、これからの展開にも期待していいんではないかと。
なりたけ 特徴; 豚醤/み・背・太・こ
定休日 水曜日 時 間 11:00〜03:00
最寄駅 本八幡/京成八幡3分 住 所 市川市八幡2-16-20
【ラーメン¥600】
 クオリティはどの店舗も同様とみた。葛飾の有名店で修業したというだけあって、繊細とも言える細かな背脂は、少々濃いめの醤油ダレと相まっておいしい。作りも丁寧で好感が持てる。太めの丸みを帯びた硬めの麺は、あまり背脂系では見受けられない。

追悼!閉店してしまったラーメン屋
旭川ラーメン好(KOO) 特徴; 醤/み/塩・旭川 →移転
定休日 月曜日 時 間 12:00〜14:30/17:30〜22:30
最寄駅 京成線国府台1分 住 所 市川市市川3-27-24
【正油ラーメン¥700】
 駅から近いのだが、よくある中華料理屋風の佇まいに、本当にここが…という感は否めない。店内も雑誌が散らばっている(その中にラーメン本があるのには驚いたが)。しかし出てきたラーメンはなかなかパンチの効いたもの。
 黄色く縮れた加藤製麺、表面にうっすらと浮かぶ脂。この脂が表面を覆うことで、冷めない効果を生んでいる。だから、食べだすと湯気が出てくるという、旭川特有のアレ。とんこつのスープはコクがあり、それを強化するタレはアジの丸干しが強烈に効いている。ここの特徴はこの魚のコクで、とにかく臭い。自分自身あまりなれていないもので、正直面食らった。癖になる要素はあると思うが。
 確かにコクのある旨いラーメンだが、旭川スキルが上がってから再チャレンジしたい。親父さんは気さくな人で好印象。
【移転】
船橋市前原西2-25-7

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