東京都区内/練馬

=しょうゆ =みそ =とんこつ =あっさり =こってり =細麺 =太麺

決定!練馬区の1オシ!!ラーメン
じゃんず 特徴; Wスープ・つけ麺
定休日 火・水曜日 時 間 11:30〜14:30/17:00〜売切(22:00)
最寄駅 練馬12分 住 所 練馬区豊玉北4-21-3
【つけそば¥730】03.4/6
 このところ練馬の新店が熱いというので、中でももっとも気になるこの店に行ってきた。大型液晶テレビが掲げられ、若夫婦手づくりの喫茶店みたいにアットホームな明るい店内。ちょっとどんなものが出てくるか想像しにくいが、丁寧につくっているのか、客は自分らしかいなかったが時間がかかっている。
 出てきたときのつけ汁の香りが相当に香ばしい。流行の魚粉がアクセントになっている。結構魚介系が激しく支配的な印象を受けるが、動物系もこってりとよく出ていて、ガツンと来るが、バランスはいい。
 うどん粉使用の平細麺とビール酵母を含んだ太麺から選べるが、この太麺の見た目がかなり黒ずんでいて悪い。しかし独特のごわっとした触感は、ガツンと来る濃厚スープに助けられ、ズバズバ食べられる。これが実に中毒性があり、スープ割りでさらに濃厚なスープが堪能でき、満足度は高いが決して腹に重たくならないのがうれしい。
 魚介系の主張がはっきりしていながら、この満足度は麻薬性がある。なかなかいけない距離だが、なんとか定点店としてチェックしていきたい。

ここにも!練馬区に是非よって食べたいラーメン
めんくい 特徴; 豚醤・背
定休日 月・火曜日 時 間 11:30〜15:00
最寄駅 都営大江戸線光が丘10分 住 所 練馬区高松5-14-11
【とんこつラーメン¥600】
千石自慢出身の御主人のお店。予想通りの背脂チャッチャ系だが、案外と背脂の量は控えめ。豚骨スープと醤油ダレが良くブレンドされていて、それに背脂の甘味が利いて、マイルドなラーメンに仕上っている。しかしスープ自体のパンチに弱く、ダラっとした締まりのない感じは否めない。それに麺だが、ロケーションのためか、かなり柔らかめに茹でてくれる。ここは是非硬めの注文は必須かと。場所を考えても、ここらへんでこういたラーメンが食べられるのは珍しいと思うので、近所にあったら嬉しいラーメン屋、という感じだろう。わざわざ行く価値といわれると、ちょっと……。それと面白かったのは、すぐ向かいが光ケ丘団地で、このプレハブのような佇まいとは対照的で、ここら辺の居住環境というものが象徴的に表れているという点。子連れが多かったが、このようなラーメンを幼くして食べるなんて、将来が心配(?)。
【とんこつラーメン¥600】03.6/1
久々に行ってみたが、相変わらずの濃厚ぶり。この日で4度目だったが、行くたびにスープが濃くなっている気がする。この手の背脂ラーメンはスープを結構薄くして、背脂とのバランスをとるケースが多いのだが、ここはスープで勝負しているとところが潔い。しかし、年齢的にも背脂とスープのWパンチは身体が持たぬ。。。
特徴; 醤・あ・無化調
定休日 月曜日 時 間 11:00〜0:00
最寄駅 練馬3分 住 所 練馬区豊玉北5-22-10
【らーめん¥580】
繁華街の路地裏で小奇麗ながらひっそりと営業している店。無添加の玉子麺、無化調の野菜主体のスープで、実際に柔らかい口当たりながらも、醤油ダレはきいているし、無化調を感じさせないボディの真の強さもあって、満足度の高い一杯となっている・・・なのにお客さんゼロ。玉子麺も細麺でしっかりと麺の味が楽しめるというのは凄いことだけ思うんだけどなぁ。たまたまかなぁ。。。
【もりらーめん¥700】
 今度はつけめんだ! というわけで再訪・・・あれ? 厨房にいる人が違う。前はおばさんだったのに、今回は・・・旦那らしい。席に着こうとすると、相変わらず客ゼロなのに「荷物は席に置かないで後ろに置いてねぇ」。そういえばぺーぱんでも旦那におんなじこといわれたっけ・・・同タイプの店主かな。まぁ店のルールだから気に留めないのだが、なんだか気になる。
 で、注文してでき上がるのを待っていると奥さんがやってきた。奥さんにあれこれボヤキながら手を動かしている。あぁ、やっぱり旦那だったんだなぁと。そして、結構気難しいタイプだなぁと。
 そして思った通り、出てきたもりらーめんの麺はつけで食べると一層味が際立つ。らーめん同様、柚子が効いていて、もりだとより効果的。あっというまに麺を食べおわると、思い切ってスープ割りを頼んでみた。案の定、スープ割りを知らなかったが、やってくれた。
 こちらが気持ち良く完食したからか、結果的に気持ち良く「ありがとうございました」と店を後にできた。どうも、特に近所の現状を憂いているようで、こういった態度を含め、気難しいキャラがこの客の入りに反映しているようだ。お近くにお立ちよりの際は是非とも勇気を出してトライしていただきたい。
らーめんつけめん十兵衛 特徴; Wスープ・つけ麺・無化調
定休日 月・火曜日 時 間 11:30〜15:00(土日祝〜売切16:00頃)
最寄駅 西武池袋線大泉学園10分 住 所 練馬区石神井台3-24-39
【つけめん¥650】02.3/31
 住宅街にぽつんと佇むがそこには行列が。優しさ溢れるおかみさんのアットホームな店だが、味は結構プログレッシブ。
 ノーマルと特製というメニュー構成も青葉インスパイア系あたりの匂いがするが、まさしく影響が伺えるWスープ。麺も細・中太・太から選べる(これに平打ち麺が加わった模様)。太麺を選んだが、もっちりというよりプリンとしっかりしたツルツルの麺。動物系のダシも出ていて(予想よりも脂っこいかな)、食べ出はあるが、いい按配にスープに重さがない。麺をつけ汁に浸けてもなじむ感じはないのだが、セパレートで食べても十分にいける。辛味もバランスを崩すほどではないがしっかり主張していて、スープ割(和風にしてもらった。豚骨も選べる)してもらうとより輪郭がはっきりとする。
 優等生的でやさしいくも食べごたえがあるのだが、近場でないぶん吸引力が欲しい。個人的にはどこかバランスを少し崩してでも節系でもガツンと主張があると嬉しい。近くによったらなんとかして食べたいと思わせるものはある。

LOVE・・・さりげなく、極個人的に好きなラーメン
該当店無し

まだまだある。町のラーメン屋さん
どっと屋 特徴; 豚醤・太・こ・二郎
定休日 水曜日 時 間 12:00〜14:30/18:00〜0:00
最寄駅 西武池袋線江古田3分 住 所 練馬区旭丘1-68-12
【らーめん¥550】01.4/1
堀切二郎は“二郎が荒川を越えた”というキャッチがついたが、こちらはついに練馬に進出である。それもそうここは「ぽっぽっ屋」と同期の堀切二郎出身。だから味も同系列。自分が食べたときは醤油がたったしょっぱ目の味で、脂の甘みの出たのが好みとしては少々きつかったが、開店間もないし、人によって感想がまちまちなので数度通ってみてその点は判断したいと思う。豚は堀切タイプでこの日は当り。この系統では一番の当りだった。麺もいつもの太麺。食感もいい。ここの特徴としては玉葱のみじん切りが乗ること。トッピングで増しも出来る。しかし八王子系のようにはっきりと特徴があるものではなく、様々に主張の強い二郎ラーメンにあって、相殺気味か。ただ最後の方でスープを飲む際などでは玉葱をはっきりと感じられよう。これからの展開にかなり期待が持てそう。
菊元 特徴; 豚醤・太・和歌山・麺/脂可
定休日 水曜日 時 間 11:00〜22:00
最寄駅 西武桜台4分 住 所 練馬区豊玉上2-15-9
【中華そば¥550】
99年にオープンしたばかりの店。乳化した脂が溶け込んだ井出系の和歌山ラーメン。現地で修業し、研究を重ねたということ。香りといい、コクといい、確かに和歌山ラーメンという感触がある。が、麺は太め。和歌山ラーメンには一見合わないようにおもわれるが、酒井製麺にも似た、もちもち感のあるストレート麺で、からみすぎず、見事にマッチしている。スープのどろっとした感じは、少々ワイルドで、個人的な見解としては、どの都内の和歌山ラーメンよりも和歌山ラーメンらしい(より井出系というか)。店は中華屋風で、テーブル席が多いので、その外見に惑わされぬように。
究極Y’sラーメン 特徴; 豚醤
定休日 無休 時 間 18:00〜03:00
最寄駅 営団有楽町線赤塚1分 住 所 練馬区北町8-37-20
【ラーメン¥600】
久々に、一口食べてニンマリと笑みのこぼれるラーメン。僕がこの店を知ったのがちょうど、千石自慢ラーメン巣鴨ラーメン土佐っ子にハマッていた時期で、その頃好きだった背脂チャッチャ系のテイストが、未だに元気な形で店自体が営業していて、それがダイレクトに伝わってくる味だ。うん、こういうの好きよ、って感じ。土佐っ子などは、詳しい経緯を知る由もないが、原形をとどめていなといっていいほどのものになっちゃったし、おそらく、ここはそんなに味変わってないんじゃないかなぁ。で、肝心のラーメンだけど、平打ち麺でチャーシューも厚切りで結構おいしい。スープ自体の濃度は淡いが、豚醤の皆さん御存知の旨味は堪能できると思う。こってりで頼まないと背脂は浮きません。ちなみに、店名の読み方は「イース」ではありません(^_^)。

丸栄 特徴; 豚醤
定休日 無休 時 間 18:30〜02:00
最寄駅 西武新宿線東伏見10分 住 所 練馬区関町南4-25-18
【ラーメン¥600】
妙なイラスト(風刺画みたいな)が店内に描かれた店。塩味がきいた背脂ラーメン。薄めで、よくある背脂ラーメン。が、このラーメンを決定づけているのが、ズバリ、具のワカメ。ワカメがウリのようで、たくさん乗るのだが、これがスープでばらけちゃって、邪魔。要らない。ワカメがばらけるのがいいのか悪いのか知らないが、自分としてはマッチしてないと思う。台無し。

追悼!閉店してしまったラーメン屋
元気家 特徴; 豚・鹿児島・閉店
定休日 無休 時 間 11:30〜14:00/18:00〜02:00
最寄駅 西武池袋線大泉学園12分 住 所 練馬区石神井台5-23-17
【ラーメン¥500(替¥100)】
富士街道という、今日の街道のイメージからはほど遠い細い道沿いにある、失礼だが外見、コ汚い店。車での交通が非常に困難な練馬区らしい立地条件。だけど、味は折り紙付き(石神付き?)。自分自身、以前住んでいた場所から実家までの道程にあり、石神氏に紹介されていたので気になってはいたが、その佇まいから少々敬遠していた。しかし店の中に入ると、土曜のサービスデーということもあって、満員。外で待つことに。子供連れも多く、地元に愛されているという感じだ。この店をしる地元民が、外に並ぶ自分等を物珍しそうに通り過ぎる。暫くして中に入り、ラーメンを注文。夜の部開始30分にして30食限定のなんこつラーメン800円は売り切れ。普通のラーメンで500円、サービスデーだから替え玉しても500円とリーズナブル。ラーメンが来るまで結構待たされたが、張り紙にも土日は混むので早めにとのこと。しかしラーメンを食べれば待たされたのも苦にならないだろう。チャーシューは柔らかく、箸でつかもうとするとばらけてしまう。トロトロだが、多少歯ごたえもあり、相当にうまい。九州ラーメンらしく、キクラゲも万能ネギもシャキシャキでスープにあう。麺は細麺で、加水率が低くかなり柔らかいが(すぐ吸っちゃう)、麺自体が熱くてなかなか。スープは薄めだが、コクがあり、凝縮されている感じ。よくよく味わうと、なかなかに複雑で、手が込んでいると思われる。豚頭、ゲンコツ、鳥ガラ、根昆布、干椎茸、ニンニク、生姜を強火でガンガン煮込むそうだが、にしては臭いがない。その分マイルドで、濃縮な味に仕上っている。もともと温めだが、替え玉をするとかなりスープがぬるく且つ薄くなるのが難だし、硬め好きには物足りないかも知れないが、それでも駅から歩きにくい道を15分弱かけていく価値はあると思う。意外な場所の地元優良店と行ったところか。近場にお寄りの際は是非!
らーめん燿(ひかる) 特徴; 豚醤・背・涌井系・移転→東中野
定休日 日曜日 時 間 11:30〜14:30/18:00〜0:00
最寄駅 西武池袋線石神井公園2分 住 所 練馬区石神井町4-1-9
【ラーメン¥600】
店主は「香月」に惚れ、涌井で修業した人物。透明度のある、あっさりだが塩味のきいたスープに背脂、柔らかいチャーシューはまさに涌井スタイルで、味も良好。メンマは甘くなっており(これはちょっと趣味じゃなかった)、ネギも多めに乗る。背脂に慣れた人なら薄そうなスープに思えるかもしれないが、タレの味が効いていて、塩味も強いので、薄いという印象はない。ともすれば普通のラーメンとも思われがちな味だが、良く出来たラーメンだと思うので、近場の人は行く価値はあるかと(こっちに涌井系ないから)。チャーシューがおいしいのでそれだけでも。

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