【つけそば¥730】03.4/6
このところ練馬の新店が熱いというので、中でももっとも気になるこの店に行ってきた。大型液晶テレビが掲げられ、若夫婦手づくりの喫茶店みたいにアットホームな明るい店内。ちょっとどんなものが出てくるか想像しにくいが、丁寧につくっているのか、客は自分らしかいなかったが時間がかかっている。
出てきたときのつけ汁の香りが相当に香ばしい。流行の魚粉がアクセントになっている。結構魚介系が激しく支配的な印象を受けるが、動物系もこってりとよく出ていて、ガツンと来るが、バランスはいい。
うどん粉使用の平細麺とビール酵母を含んだ太麺から選べるが、この太麺の見た目がかなり黒ずんでいて悪い。しかし独特のごわっとした触感は、ガツンと来る濃厚スープに助けられ、ズバズバ食べられる。これが実に中毒性があり、スープ割りでさらに濃厚なスープが堪能でき、満足度は高いが決して腹に重たくならないのがうれしい。
魚介系の主張がはっきりしていながら、この満足度は麻薬性がある。なかなかいけない距離だが、なんとか定点店としてチェックしていきたい。
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