東京都区内/新宿区

=しょうゆ =みそ =とんこつ =細麺 =太麺 =あっさり =こってり

 
決定!新宿区の1オシ!!ラーメン
俺の空 特徴; Wスープ・細・こ・つけ
定休日 日曜・祝日 時 間 12:00〜15:00/18:00〜売切
最寄駅 高田馬場戸山口1分 住 所 新宿区高田馬場4-2-31
【つけ豚そば¥650】02.12/21
 これをラッキーというのかアンラッキーというのか・・・この日来訪した直後、某ラーメン番組でランキング1位となり、整理券を開店前に受け取らないと食べられなくなってしまった。本当に投票ならば、しかも全国規模で行っているのなら、1位になってから人が集まるのはおかしい。だって、そんなに知られているなら、そこまで混むハズがないからだ。本当の投票なら、もっと皆が食べたことがある店が選ばれるハズ。食べたことないもん勧めるかっつーの!
 それはともあれ、放送前に食べられたわけです。石神本では実力の割に話題にならないとあったが、自分も知ってはいてもなんでか二の足を踏んでいた。雨の日にもかかわらず開店直後について約10人目。しかも列が縮まるのが遅い! これは必勝軒並。
 いわゆる小鍋系で、スープを合わせた小鍋を温めてから出している。しかもつけ麺の麺は同時に2食までしか茹でない。これは回転悪いはず。しかしそこまでして提供するものは、その心意気が伝わってくるくらいのもの。ブロック状の角煮のようなチャーシューが実に柔らかくジューシー。ラーメンでは肉の触感があるくらいが好きなのだが、これは別格。魚介の香りも強いがそれ以上に主張する濃厚動物系ダシのとろみすらあるスープに、その角煮が境界線をなくすほどに絡み合う。まさにボーダレス・カオス。そこにつけ麺では考えられない細麺が絡む。濃厚すぎるスープが乗らないようにとの配慮だと思うが、細麺と細麺のすき間にスープが絡み、これまでにないような触感を与えている。
 そしてスープ割りで、魚介系でしつこくならずに濃厚さを出しているこのスープをゆっくり堪能・・・できたのになぁ。いまでは食べること事態が困難。過去のお話に。。。
麺屋武蔵@新宿 特徴; 醤・あ/こ・無化調
定休日 日曜日 時 間 11:30-14:30/17:30-22:30
最寄駅 西武新宿 住 所 新宿区西新宿7-2-6
【ら〜麺¥700】
 化調(化学調味料)が効きすぎてダメとか、化調を使ってなくて味がイマイチ、という意見を耳にするが、要はそこのラーメンにあっていればいいと思う。
 ひとえに好みということに尽きるが、それでもこの武蔵は、無化調は味がイマイチという概念を覆すにたる、ある"味濃厚なラーメンだ。ぼくは決してこのラーメンをあっさりとは表現したくない。これは春木屋でも思ったことだが、しっかりとつくられたスープは味わい深いということ。さんま干を使っているとのことだが、香ばしくも蕎麦にも似たダシの味で、とてもうまい。こってりで頼むと、結構脂も多く感じる。歯ごたえのよい平麺によく脂が絡む。チャーシューも肉厚で柔らかく、食べごたえもある。
 確かに有名な店になったが、長蛇の列というわけでもないので、新宿という好アクセスの地にあるのだから、是非、また食べてない方は無化調のおいしさも堪能していただきたい。個人的に大絶賛です。

ここにも!新宿区に是非よって食べたいラーメン
丸長@目白 特徴; 醤・太・つけ・荻窪丸長系
定休日 日・祝日 時 間 11-14(土麺切迄)時
最寄駅 JR目白 住 所 新宿区下落合3-19-4
【つけそば¥650】02.2/9
 丸長と名のつく店の中では行列必至の一番人気店ではないだろうか。駅から目白通りを西へと向かうと見えてくる、外観はよくある町の中華屋の前の行列が風格を物語っている。昨今の行列には若いアベックなどをよく見かけるが、ここは地元の常連とおぼしきオヤジや眼光鋭いフリークと思われる一人客が異様なオーラを発している。よって、店内では相席という概念がなく、出た客の分だけ人が入る。カウンター奥の年期の入った厨房は広く、結構たくさんの方が働いている。
 静まった店内の雰囲気に酔いながら"つと、多加水のストレート麺のその白さが目を引く。食べてみるとこれが長いながい。ベタなマンガのラーメンのように天高く箸で麺を持ち上げないとつけ汁につけられない。そしてこのつけ汁が辛い。丸長系といえば酸味だが、ここは全体的なバランスからいえばそう際立って酸味は強く感じられない。"り辛が先行する。しかし汁のそこの方は動物系のスープの甘さがさりげなく主張している。ここ重要。ここの主張がはっきりしているのに、まとまりがあるスープになっているのだ。スープ割りをすると辛さは際立つが、魚介系の仄かな風味と動物系の甘さが際立って、しかもつけめんにしてはスープが熱めなので、じっくりと割ったつけ汁を堪能できる。
 デフォルトで180gだが、多くの客が頼んでいた中盛りでちょうどよさそう。それにしても、昨今の目白といえば少々ハイソなイメージが付きまとうが、ここには落合〜長崎エリアにかけてのあるべき昭和の姿が未だあったのだと確信した。
はやし家 特徴; 醤・つけ
定休日 日曜日 時 間 11:00〜15:00
最寄駅 JR大久保 住 所 新宿区百人町1-21
【つけ麺¥700】
 やはり月並みだが、麺の量350gの前にたじろぐ。勿論少なめ(半玉)! 少々食した後でそんなに空腹ではなかったので、どちらかというとつけとしては加水率の低い方なので(もちろんつるつるシコシコ)、後半咽につかえる感じで厳しかったが、個人的にはもうバッチシの麺の具合(加水率・コシ・歯ごたえ・喉ごし)で、非常に満足!!
 ただ、つけ汁の方はちょっと好みではなかった。タレというよりスープで食べる感じ。魚介系のスープの香りが芳純で(さば節・煮干しだそうです)、少々浮かんだ背脂の甘みもあってはまるひとは多そう。ただ、自分には物足りなさがあった(ちょっと辛みが強いし)。そんなつけ汁なもので、スープ割りできるのかと勘ぐってしまうのだが、そこは大丈夫。さらに魚介系スープを楽しみたい人は是非!
ラーメン神座 特徴; 醤・白菜
定休日 無休 時 間 11:00〜08:00
最寄駅 西武新宿3分 住 所 新宿区歌舞伎町1-14-1
【おいしいラーメン¥700(11:00〜21:00-\50)】04.1/18
 大阪の行列有名店がついに東京に進出。触れ込みも大きく、眉唾物だったことは正直否定しないが、一度食べてみようということで並んでみたが、さすがにキャパが大きく、日曜の夜8時で店の外に20人程度も10分も経たずに店内へ。しかしここからがくわせもの。1Fと2Fで列が別。2Fの方が席数が多いので2Fへいくと、2Fのほうが列が長い!? しかも複数人客が多く、1Fに比べ気持ち回転が悪い。
 なんやかんやで、トータル30分弱でラーメンにありつけた。臭いといい野菜の甘みといい、こう書くと途轍もなく語弊があるが、でもやっぱり、二郎に似てる。口当たりもよく、あの凶悪なラーメンのイメージは微塵もないが、しかし野菜で甘さを演出するという方法論はまさに二郎。イメージさえ払拭すれば、その方向性は理解していただけるはずだ。中毒性はあるが、二郎とは逆ベクトルとはいえ、これはこれで、口当たりよくもダシが相当にしっかりしているので、するする飲めてしまう。甘めのダシ好きはまさに必食。
 確かにストレートの中細麺はこのスープにはあっているが、2F席からか、1Fとの厨房とのタイムラグや客の年齢に合わせて硬めにゆでてあるのだが、こういうスープにはグダグダながらももっちゃりと食べるほうがあっている気がする。でもそうすると、ヘバってしまう麺なのかな。というのも、スープがかなり熱いからか、麺の匂いがとても気になる。この規模で無理だろうが、自家製のグチャグチャ太麺だったらさぞ旨いだろうなぁと思わせるだけのスープであることは確か。チャーシューも評判どおり柔らかい。
 ラーメンの味そのものをこういうHPではいうべきだろう。その意味では相当に気に入ったことは間違いない。しかしどうしても言わせていただきたいことがある。それはこの土地の立地。ここは前はスカラ座という名曲喫茶のあった場所。隣に王城という建物があり、並ぶ際に是非とも見ていただきたい。おおよその想像がつくと思う。予算的なこともあり、東京ではかつての建物を活かす形で新店舗をオープンさせるケースは多い。もちろん、最近では文化財的な意味合いで正田邸などの件のように保存の方向へむかう傾向が強い。惜しまれつつ、経営的な意味合いで一旦幕を閉じたスカラ座。自分の発想としては、活かすのが当然と思うのだが、見事にぶっ壊してくれた。実際に神座ビル店舗内(まさにスクラップ&ビルド)に入って思ったが、近代的に思えるが、今見てももう既に古臭い印象さえ覚えるデザインの内装だった。これが数年後、どういう印象をもたれるのか。確かにああいうビルを建てる=成功という印象は与えるだろうが、本当に洒落たものはトラディショナルなものであるということは、ブランド品を見るまでもない。
http://www.kamukura.co.jp/

LOVE・・・さりげなく、極個人的に好きなラーメン
天下一品 特徴; あ/こ・ドロドロ・京都
@歌舞伎町
定休日 無休 時 間 11:00〜04:00
最寄駅 西武新宿 住 所 新宿区歌舞伎町1-14-3
@高田馬場
定休日 無休 時 間 11:00〜03:00
最寄駅 JR高田馬場 住 所 新宿区西早稲田3-20-4
【並¥620@高田馬場/¥700@歌舞伎町】
 詳細は京都総本店へ。馬場と歌舞伎町店については、どちらも天一の中でも少々値は張るがおいしい。
 個人的には歌舞伎町店が頭一つリードって感じ。でも混む。テイクアウトもおいしいので、自宅で天一という選択肢も。
天下一品@神楽坂 特徴; あ/こ・ドロドロ・京都
定休日 無休 時 間 11:00〜04:00
最寄駅 JR/営団飯田橋 住 所 新宿区神楽坂2-4-2
【並¥630】
 詳細は京都総本店へ。スープのざらつき度は相当のもので、出来てまもないというのに驚き。今後どうなるのかも楽しみ。しかしスープの味が勝っているかというとそうでもなくて、タレの味の方が印象として強いです。結構いい線いってると思います。
 帰りしなレジに100円で天一ガムが売っていたので買ってみたら、マルカワの駄菓子のオレンジガムの味がした<涙。
ラーメン二郎@歌舞伎町 特徴; 豚醤・背・太・こ・二郎
定休日 無休 時 間 11:30〜04:00(日祝〜22:00)
最寄駅 西武新宿 住 所 新宿区歌舞伎町1-19-3
【小豚ニンニクアブラ¥700】
 まさに♪いまさら二郎♪だが、アクセスがいいので、二郎未経験者には十分なインパクトがあり、試金石にもなろう(ここまずかったら本店だろうがダメでしょ)。
 豚の出来は二郎的には悪いほうかと。とにかくオリジナルな二郎ワールドはマスト。
【小アブラ¥600】05.1/3
 ここまずかったら本店だろうがダメでしょ、と前回言ったが、世間的にはどうもこれが二郎だと思われるのを芳しく思わない傾向が強いようだ。ただでさえブレる二郎。これだけの長時間営業なら波が激しくてもしかたないだろう。しかしそういった風潮の中で、そんなにいうほどまずくないという意見もあることも確か。ここは自分で確かめる以外あるまい。
 久々に行ってびっくりしたのが汚さ。目黒二郎はパッとみ汚いが、ここは実質汚い。ATMまで汚い歌舞伎町という町らしい汚さ。まったく清掃に手が回らないとった煩雑ぶりで、実質厨房もてんてこ舞いだった。そして二郎臭とは異質の始めて嗅ぐ悪臭。これもなにも二郎だからと許容されているのが凄い。ここまでくると有りでしょ。
 で、肝心の味の方はというと、麺が黒緑じゃない。ねずみ色に近く、丸っぽくなっている。前のも好きだが、今のもいい。結構もっちゃりしている。そしてなんといってもスープが乳化している! つくる人間や時間帯によって違うようだが、前のしょっぱめの二郎とは印象が違う。野菜が時節柄モヤシばかりだからか、ラーメン全体がダークな色見で、灰色に包まれた東ドイツといった風情が漂っている。
 豚は相変わらず厚めで柔らかく美味。これだけは印象に差がない。そして、トッピングがいい意味で雑になっている。脂多めで小鍋からドバッと背脂を入れられたのは初めて。化調は多目とは思っていたけど、底に沈殿していて、完食したら最後の方でイッキにビリビリが来た。
 味・空間・臭い共に、ここじゃないと味わえないカオスワールドが既に出来上がっている。勇気を持って踏み入れることをお勧め…はできないかな。(^^ゞ

まだまだある。町のラーメン屋さん
千代作 特徴; 豚醤・太・こ・家・脂/麺/濃可
定休日 日・祝日 時 間 11:30〜22:30
最寄駅 JR高田馬場 住 所 新宿区高田馬場3-4-13
【ラーメン¥550】
 関東風醤油豚骨ラーメンとして神奈川で有名な家系ラーメン。
 醤油が濃く、豚骨と合わさり濃厚なスープとなる。麺も太く、モチモチ感が心地よい。それが東京にいながら、それも高田馬場で食べられるのだ。それも家系の中でも出来のいいものを。麺は本場、六角家、近藤家などと同じ酒井製麺。大きなのりも健在。スープも濃く、コクがある。これだけで充分おいしいのだが、更にグレードを上げているのがチャーシュー。小振りだが歯ごたえがあり且つ柔らかいスモーク系。このラーメンにこのチャーシュー、それに絶好のアクセス条件が加わっている。
うだつ食堂 特徴; 豚醤・あ・徳島
定休日 日曜日 時 間 11:30〜15:00/17:00〜22:00
最寄駅 都電早稲田 住 所 新宿区西早稲田1-11-1
【中華そば小¥500】
 個人的には和歌山で食べた井手商店の味を彷彿とさせるものがあった。というのも、味的には似てないとは思うけど、豚骨と醤油の按配であるとか、マイルドな口当たりであるとか、そこら辺の具合に喚起させるものがあった。
 麺はこれといって特徴を感じられなかったが、あっさり(だけど仄かに濃厚な)スープにあっていておいしい。他の徳島ラーメンを食べたことがないので比較できないが、これはこれでなかなかにおいしい。結構好み。ちなみに、デフォルトでは肉も少なければ卵も入っていない。そこら辺を考えると値が張る。それと、評判通りの量の少なさ。
 それにしても、BGMの阿波踊りノンストップ・メガ・ミックスはどうにかならんもんかのう。
麺や阿闍梨 特徴; 醤/み・あ・細
定休日 無休 時 間 11:30〜15:00/17:30〜24:00
最寄駅 都営曙橋 住 所 新宿区富久町11-5
【醤油らーめん¥650】
 最近出来た新しめの店で、小奇麗で清潔感がある、最近よくある、シックにまとめたちょっと通向けを狙った外観。味も鰹節(だったっけ?)系のダシの匂いが鼻にちょっとつく、複雑なもの。コクも適度にあり、なかなかにおいしい。麺は気持ち細めで、スープの相性も悪くない。適度に楽しめる、ラーメン食べ歩き野郎向けの醤油ラーメンという感じかな。個人的にはなかなかだと思う。敢えていうなら、八麺六飛系かな。八麺六飛の方が個人的にはバランスとシコシコ感の分好きなんだけどね。
ラーメン囃子 特徴; 醤・背脂・細・香月似
定休日 月曜日 時 間 17:00〜02:00
最寄駅 JR千駄ケ谷 住 所 新宿区内藤町1-9
【正油ラーメン¥650】
 人気のあった(過去形?)ラーメン店だが、何故か近年あまり耳にしなくなって久しい。機会があったので行ってきたが、今でも客足の途絶えぬ店だった。
 狭い店内で昔気質のらしいオヤジに見守られながら、食べるラーメンは、なるほど、思いきり香月スタイル。あまり話題に上らないのも納得だが、しかし下手なFC店やフォロワーを凌駕する味がここにはあった。相変わらずの熱々スープは、コクは他の系列店よりはあるがそれ程ではないものの、強めのタレの味も効いて、純粋に旨い。無化調とかの繊細な素材の味というのとはある"味反対にある味だが、おいしいラーメンときいて食べたら「なるほどね、旨い」と納得させられるものがある。
 ある程度名の知れたラーメン屋は少なくともこれくらいの仕事をしなきゃいかん、という見本のように感じた。細麺はこの手にしては気持ち硬め。メンマも適度に味がついているがしつこくならずコリコリと旨い。チャーシューも柔らかい。秋から冬にかけて、"らっと入っていいもの食った、という感じだろうか。
野方ホープ@原宿 特徴; 豚醤・背・こ・脂可
定休日 火曜日 時 間 11:00〜03:00
最寄駅 JR原宿 住 所 新宿区千駄ヶ谷2-1-8
【中華そば¥600】
 本店は野方に。正月に原宿店に行ったことがあるが、全体的にグレードが落ち、特にチャーシューがイマイチだった。明治神宮の関係で、大晦日からぶっ通しでやっていたからかもしれないが、でなくてもイマイチ感はぬぐえない。
 それ以上に酷いのが高田馬場店(閉店:新宿区高田馬場1-3-13)。これは手がつけられない。どうしておんなじ物使ってこうなるのかと首をひねらずにはいられない。マズい。自分一人でなく、多くの人が同"見です。全く酷いです。はじめてがこの高田馬場店だったとしたらそれは災難です。こういう暖簾分けならしないほうが全然まし。それで永柳が潰れるんだから納得できん。杜仲茶出てくるし。

ぶぶか@高田馬場 特徴; 豚醤/油・背・細
定休日 無休 時 間 11:30〜23:30
最寄駅 JR高田馬場 住 所 新宿区高田馬場1-26-5
【ラーメン¥550】
 吉祥寺にある豚醤と油そばの本店の支店。これといって味の違いはない。吉祥寺までは、という人に。
一風堂@高田馬場 特徴; 豚・細
定休日 無休 時 間 11:00〜04:00
最寄駅 JR高田馬場 住 所 新宿区西早稲田2-15-7
【赤丸新味¥700(替150)】
 博多で新進気鋭のラーメン店として人気を博した店。東京進出は恵比寿、高田馬場と激戦区に敢えて飛び込む挑戦的態度。それは見事に成功し、人気店となっている。
 麺は細麺だが、豚骨にしてはスープに脂が浮かない。こってりの'丸新味でも、まろやかでコクコクと飲めてしまう。量は少なく替え玉をすると850円にもなってしまう。確かにダシは出ているが、正直値段に見合わない。如何せんのコストパフォーマンス悪。
一兆@早稲田 特徴; 豚醤・背・江川亭似・?
定休日 無休 時 間 11:30〜05:00(日祝〜22:00)
最寄駅 営団早稲田 住 所 新宿区弁天町20-6
【中華そば¥600】
 見た目もちょっぴりニンニクの風味の効いた感じもホープ軒本舗似、というか江川亭。豚醤の有名どころのええとこ取りというか中途半端。
 大きなノリとほうれん草は家系で、それにホープ系らしくもやしがのる。味は及第点。そこそこの豚醤ラーメンが出てくる。チャーシューは硬くぱさぱさし、薬臭くて×。惜しむらくは麺で、デフォルトで案の定柔らかい。のんびり食べているとすぐのびる。芯のないやや太めの縮れ麺で、悪くはないが個人的には合わないと思う。細めで芯のある硬めの麺なら案外救われると思うが。わざわざ行く必要はないかと。
ラーメン二郎@小滝橋通り 特徴; 醤・太・こ・二郎
定休日 無休 時 間 11:30〜22:30(土12:00〜22:00/日12:00〜19:00)
最寄駅 西武新宿 住 所 新宿区西新宿7-5-5
【小¥580】
 ラーメン激戦区として定着した感のある西新宿エリア。ここにも二郎あり、というわけで、店の前は見事に二郎臭が漂っている。が、名刺が貼られているものの(自分のもあります^_^;)、店内は二郎らしくなく(?)小奇麗。妙な不安は的中するもので、スープの濃度はイマイチで、チャーシューも?。
 とにかくここは麺が×。二郎にコシがあっちゃいかんでしょ。細くてびろ〜んとしてて、面白みに全くもって欠く。二郎という最低限のアイデンティティを保ちつつも、これでは他の凡百のラーメンと比べてもあまり美味しい部類には入らない気がするんですけど……。
はな火屋 特徴; 醤・平麺・揚げネギ・ちゃ'屋系・?
定休日 日曜日 時 間 11:00〜14:00/17:00〜23:00
最寄駅 JR新宿 住 所 新宿区西新宿7-8-6高橋ビル101
【らーめん¥600】
 三河島の揚げネギの名店ちゃぶ屋出身(ぼくはぶしょう屋派)。ぶしょう屋に比べ、よりちゃぶ屋に近い。つまり醤油だれの濃さとか、麺の柔らかさとか。でも、印象でいって、ちゃぶ屋がシャキッとしているのに対し、はな火屋はグダグダ。麺も柔らかいというよりグチャッとした感じ。スープも締まりが無い。チャーシューもいまいちぱさっとしている。
 このクオリティでこの安さ(柳麺500円)というちゃぶ屋スピリッツに反している(らーめん600円!?)ところもいただけない。西新宿に武蔵以来のホープっていう感じは個人的には全くしないね。
げんこつ屋@西武新宿 特徴; 醤・あ
定休日 無休 時 間 11:00〜01:00
最寄駅 西武新宿 住 所 新宿区歌舞伎町1-27-3
【げんこつらーめん¥650】
 アッサリとした醤油ラーメン。かといって癖がないわけでなく、昆布とカツオの効いた、和風ラーメン。そういう意味ではこってりしてるといいたくなるほどの鰹風味。店舗数も多く、これだけでこの味かと思うと確かに凄いかもしれない。
 ただ、こってりしたラーメンを好きな人は、あっさり平らげられて、一杯が少なく感じるだろう。だからただでさえ高いのに、余計高く感じる。如何せん、コストパフォーマンス悪し!
屯ちん@歌舞伎町 特徴; 豚醤・背・太・こ・麺/脂可
定休日 無休 時 間 10:00〜23:00
最寄駅 西武新宿 住 所 新宿区歌舞伎町1-11-10
【大中小¥600】
 池袋の良店、屯ちんの支店。ただこの歌舞伎町店、コクがなく、あまりおいしくない。本店に比べ、微妙なあんばいで味が落ちているので、未経験者は最初に本店蕨店に行ってください。
博多天神 特徴; 豚・細・こ・長浜
定休日 無休 時 間 11:00〜03:00
最寄駅 @歌舞伎町:西武新宿 住 所 新宿区歌舞伎町1-11-1
最寄駅 @新宿御苑:営団新宿三丁目 住 所 新宿区新宿2-6-2
【ラーメン¥500(替100)】
 新宿を中心にチェーン展開する長浜ラーメン店。一時期の凡百の九州ラーメン店よりはスタイルは長浜ラーメンだが、はっきりいって薄く、コクもない。まずくはないが、おいしいラーメンとは言えない。これを食べて長浜ラーメンを認識するのは惜しい話だ。
桜吹雪が風に舞う 特徴; 豚醤・背
定休日 無休 時 間 11:00〜5:00
最寄駅 新宿三丁目 住 所 新宿区新宿3-7-3
【マンピカ¥700】
 ♪さくらぁ〜ふぶぅ〜きのぉぉ、というわけで、店内には「サライ」がエンドレスで流れるという「うだつ食堂」並の悪夢派の店。謎だらけで、こってり味はその名もマンピカ?? ま、上品目の背脂豚骨醤油で、そこそこ。悪くないです。ただ、高い。うんちくならべる程ではないかと。
 ネギがセルフで乗せられるのが、立ち食いそばやチックで、総じてなんだかチグハグ。
旭川ラーメンのざわ屋 特徴; 醤/み/塩・あ・細
定休日 日曜 時 間 11:00〜22:00 日祝〜14:30
最寄駅 営団新宿御苑 住 所 新宿区富久町16-14
【正油ラーメン¥600】
 旭川ラーメンといっても青葉系。というより麺が開化楼という点からも東京の支那そばという印象が強い。
 麺はもちもちでらしいといえばらしいが、普通かな。いまではダシに牛骨は使っていないようだが、豚や鶏の動物系の甘みよりも野菜の甘みを感じる。アジ干しらしいが、魚系のにおいもするが、支那そばらしい甘さが強い。チャーシューも中がジューシーで外がカリッとした感じなのだが、肉汁が予想外になく、残念。πウォーターという水を使っているようだが、スープが端的にいってしまえば薄いというか、ノペ〜っとした印象は拭えない。ちょっと最後は飽きてきちゃうかも。
 でも、おじさん一人で頑張っていていい感じだし、全体的に甘みがあって嫌いじゃないっす。
こうや 特徴;
定休日 日曜日 時 間 11:30〜22:30
最寄駅 JR四谷 住 所 新宿区三栄町8
【支那麺¥650】
 これは果たしておいしいのだろうか、というのが個人的な意見。有名老舗がコレ?ってなもの。オレはひょっとして味音痴なのか、という懐疑が襲う。
 麺は取り立てておいしくもなく普通だし、透明度の高い塩っぽいスープも淡いというより薄い。スープの量は多く、麺が少ないので、徒に薄いスープだけが残る。ワンタン麺を食うべきだと後で聞いたが、これでワンタン食ってももうまいとは思えない。
 もしや味噌ラーメン式に味が誤魔化せるのかな。なんていうと怒られそうだが、これに関してはどんな罵詈雑言を浴びようがおれはまずかったと言い続ける。ただ、他人は知らない。おいしいと思う人が言って食べればいいのだ。何処でもそうだ。それだけ。オレ部外者。
盛永軒 特徴; 醤/豚醤・背
定休日 水曜日 時 間 11:30〜15:00/18:00〜2:00
最寄駅 営団落合 住 所 新宿区上落合1-7-16
【豚骨ラーメン¥550】
 なんの変哲もない、醤油ラーメンに背脂を乗せました系。背脂の量も中途半端で、はっきりいって大したことない。マズッと文句を言うほどではないが、わざわざ来る価値なし。店も外見からして小汚く、エアコンも油で黒ずんでいる。しかしそれ以上に衝撃的なことに、店内に柵を設けて犬を飼っているのだ。屋台とは意味が違う。信じられない。自分には縁がない、ということで。

追悼!閉店してしまったラーメン屋
富士ラーメン 特徴; 豚・こ・熊本・濃可 閉店
定休日 無休 時 間 11:00〜01:15
最寄駅 JR高田馬場 住 所 新宿区高田馬場3-2-5
【ラーメン\590(替有)】
 九州でもチェーン展開する熊本ラーメンの店。腰の強い硬麺に、濃厚且つクリーミーで香ばしいスープがおいしい。熊本ラーメンでも替え玉がある。揚げニンニクが取り放題なのも嬉しい。抜群とまではいかないまでも熊本ラーメンの良店には'違いない。永柳のない今、高田馬場唯一の熊本ラーメン店となった。
紅醍醐 特徴; 牛・こ 閉店
定休日 無休 時 間 11:00〜23:00
最寄駅 JR高田馬場 住 所 新宿区高田馬場1-23-7
【醍醐麺¥600】
 醍醐も随分とFC展開したもので、こと紅醍醐に関してはFCらしい展開を見せ、どんな味に変化しているか、正直不安に思った。もともと個性的な一店舗の味という印象を最初もったので、FC展開はまさにその店のオペレーションが鍵を握ると考えていた。醍醐@王子に関してはその点実に好感が持てたが、この紅醍醐に関しては、丼物の店と同時経営(つまり券売機に丼物のメニューも入っており、同じスタッフがつくる)しており、不安は募るばかりだった。
 しかし食べてみなければなんともいえないので、妙に遅いと感じながらも黙ってたべたが、少々濃度の薄さは感じたものの、物足りなさはなく、唇にペットリとまとわりつく脂の感じも健在。
 醍醐のベースはきちんとできているようで、なるほど、よほどのことがなければ、期待値は満たすものが出てくるようになっているんだなぁ、などと感心してしまった。それにしても場所がわかりづらいのもあるけど、「Tokyo一週間」の地図もあてにならないなぁ。
永柳 特徴; 豚・熊本・こ 閉店
定休日 無休 時 間 11:30〜04:00
最寄駅 JR高田馬場 住 所 新宿区西早稲田2-18-21
【ラーメン¥400】
 熊本ラーメンの良品店で、都内一とも言えるクオリティを誇っていたが、周りの店の影響か、店のイメージか、それとも熊本ラーメンのいい"味での個性が客を引きつけられなかったのか(客の入りは確かに悪かった)、詳細は知る由もないが、今年閉店。竹内氏も石神氏もイチ押しの店なのに、こういう結果になるとは。稀なケース故、残念でならない。
特徴; 醤・背・あ/こ・薫製 →移転
定休日 日曜・祝日 時 間 11:30〜14:30/17:30〜22:00(土11:30〜16:00)
最寄駅 JR大久保 住 所 新宿区百人町1-24-8
【くんたまラーメン¥700】
 武蔵出身の店。ということでかなり話題性もあって、ラーメンフリークの間でも評判。で、試しにと食べてみたが、武蔵とはまた別の方向で、面白い。
 こってりにすると、それなりの背脂がのるが、これが殆どくどさがない。かといって味がしないわけではなく、少々甘くて濃厚な醤油だれの味が効いて、繊細かつ微妙にワイルド。薫製にしたチャーシューはとろける系でうまい。ただ、いうほどたまごはいまいち。温か目の方が合うと思うのだけど。そして麺だけど、どうも武蔵のそれと比べてしまう。十分いい感じだが、やはりパンチに欠く。いか仕方ないと言ったところか。でも、味の物足りなさはあるかも知れないけど、かなりいいです。リピートはいりますね、こりゃ。
肥後のれん 特徴; 豚・熊本・? 閉店
定休日 無休 時 間 11:00〜24:00
最寄駅 JR新宿 住 所 新宿区新宿3-34-14
【肥後ラーメン¥600】
 熊本ラーメンなのに豚骨のクリーミーさや独特の香ばしさがない。まずいかと聞かれたらYESとも言えないが、熊本ラーメンとしては確実に落第点。雑誌の切り抜きが店内に張られているがどれも古い。紹介される店がいい店ではない、新宿とかになると特に、という例。
ラーメン古武士 特徴; 醤・つけ 閉店
定休日 日曜日 時 間 11:30〜21:00
最寄駅 営団新宿御苑 住 所 新宿区新宿6-4-1
【つけめん¥650】02.1/28
 木目調の最近よくあるシックな感じのお店。新宿ではあるものの、目立たない場所で三丁目の商社系ラーメン店とは一線を画している。
 味は大勝軒や青葉インスパイア系ということになるのだろうが、大勝軒系ではあるものの、甘みはそれほど強くなく、寧ろ酸味が勝っている。辛さもそこそこ。魚介系の香りはさほど強くない。麺は中太麺で、そこそこの多加水。量もそれなりにはある。スープ割りは別の小鉢のようなものに出てきて、これが結構濃い。
 全体的には酸味は強いもののまとまっているつけ麺という印象だが、やはりスープが濃いのはポイント高い。満足感はあります。厨房は客席と離れているが壁でしきられているわけではないので、こちらから結構みえる。なもんで、ラーメンフリークらしき人種が厨房の前まで来て「ごちそうさま」を告げて帰る姿がよく見られた。この界隈は青葉といい湯一といい、つけ麺ハイレベル地帯ではないだろうか。今後目が放せない!
湯一 特徴; 醤・つけ・太 ⇒量や⇒中板橋大勝軒
定休日 日曜日 時 間 11:15〜14:30/17:00〜19:00、土祝通し〜16:00
最寄駅 営団新宿御苑 住 所 新宿区四谷4-25-10
【ゼラ湯つけめん¥700】02.2/23
 元祖一条流がんこの悪魔に似ているという話だが、残念ながら未食。どうもあのしょっぱいのが苦手だが、ここのはOKだから不思議。
 確かにしょっぱいが、そのしょっぱさが引き立てるスープの甘みがいい。とろみのあるスープの甘さが実に良く堪能できるようにつくられている。この甘さがあるなら、是非悪魔にもチャレンジしてみたいものだ。
 そして二度目に訪れたとき自家製麺になっていた。相当に太くてもっちりとして、高密度。銭湯のような内外装とともに他にない麺だが、慣れるのに時'がかかりそうだ。以前と同じ量(250g)でも相当のボリュームに感じた。そして気持ちスープがしょっぱいというより辛く感じた。テーブルに七味があるのだから、もうすこし辛さを抑えてほしい気もするが、どうせまた食べに行くのだから、その時比較してみたいと思う。いやはやなんとも楽しみな店が多いエリアで参ったな。

  >top